南アフリカのドキュメンタリー写真家、サンツ・モフォケングの作品集。モフォケングが写真家になることを決意した当時、南アフリカを舞台に心理的、道徳的、時に身体的な戦争が繰り広げられていた中では、写真はもはや芸術である余裕はなく、政治的かつ知的な関与であり、怒りであり、反乱であった。そのような中でもモフォケングのアプローチは、「書くこと」の形式をとり、アパルトヘイトの背後にあるイデオロギーの不正を非難した母国の自由の闘士というよりも、それまで抑圧されていた物語の非常に特別な証人であった。人々、場所、顔、道を写すことで、モフォケングは読者に彼自身について語りかける。256p 29x25cm ハードカバー 2017 English
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