イギリス人のキュレーター、ライター、そしてアーティストでもあるデヴィッド・カンパニーの作品集。「床に沿って1x21の割合で配置され、撮影された写真。写真は対象物の実寸大でプリントし、イメージがオブジェと完全に一致するようにプリントを床に貼り付ける。」1967年に地味なカードにタイプされたこの指示の言葉によって、イギリス人アーティストであり作家のヴィクター・バーギン(Victor Burgin)は最も深く掘り下げた顕著な写真芸術作品を構想した。この作品は、展示されるたびに、その環境ならではの新しい作品に生まれ変わらなければならかなった。ミニマルとコンセプチュアル・アート、パフォーマンス、サイトスペシフィック・インスタレーションを取り入れた、「Photopath」のような作品は他にない。本書は、作者独自の分析的かつ連想的な手法で、「Photopath」の歴史と意味合いを巡り、ヴィクター・バーギンの芸術と理論的著作の中での位置づけを解説している。本書はイギリスの出版社「MACK」が刊行する、文化論者やキュレーター、アーティストが1つのテーマや作品、思考をテキストで掘り下げるシリーズ「DISCOURSE」の1冊として刊行されている。112p 19x12cm ソフトカバー 2022 English.
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