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No. 10352
Atlas Tadao Ando
11,590円(税込12,749円)

 
日本を代表する建築家である安藤忠雄の作品を、物理的な世界と精神的な世界の両方を横断しながら、非常に独創的かつ個人的に探求した1冊。2012年、フィリップ・セクリエルは安藤忠雄の象徴的な建築物である「光の教会」を訪れ、すぐにこの建築家の建物をさらに研究するために世界中を旅することを余儀なくされた。安藤忠雄の作品を紹介するこのユニークな作品は、9年がかりで130の建築物を撮影したプロジェクトの成果である。各建築物を歩き回り、適切なフレーミングを見つけることで、セクリエルは安藤の天才的な配置と構図を理解した。年代順に緩やかに整理された各建物は、多数のモノクロ写真で表現され、ページ上にモザイクのように配置されている。これらの断片的な眺めは、構造と幾何学の論理という安藤自身の哲学に対応している。本書は、東京や神戸の交通駅からテキサス州フォートワースやフランス・プロバンスの美術館まで、メキシコ海岸の芸術家たちの隠れ家からイギリス・マンチェスターの今は取り壊されたピカデリー・ガーデンズまで、イタリア・ミラノの劇場からニューヨークの高級レストランまで、安藤の作品の地理的な範囲だけでなく、テーマ的な範囲も網羅している。安藤が手がけた数々の宗教建築の写真は、精神的な深みと永遠性を呼び起こす光と影の使い方を見事に表現している。補足ページでは安藤の作 品の地理的多様性と範囲をピンポイントで示している。(publisher's description) 296p 21×29cm ハードカバー 2021 English

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