国際的に高く評価されているアーティストのダヤニータ・シンは、しばしば自らを "ブック・アーティスト "と表現する。この展覧会カタログは、ステファニー・ローゼンタールがグロピウス・バウのためにキュレーションしたシンの大規模な回顧展に付随するもので、シンはこの展覧会カタログの制作に深く関わっている。シンの芸術についてこれまでで最も包括的な出版物であるこのカタログには、一連の学術的な長文および短文のエッセイ、フルカラーの複製画、インスタレーション画像が収められている。インド古典音楽、写真の伝統、アーカイブのイマジネーション、コレオグラフィ、複製経済といったトピックとの関連で、シンの作品を位置づけている。アーティストの作品の重要な局面をすべて紹介する本書は、シンのアーカイブにも踏み込み、1980年代の未公開の初期作品、モンタージュの新シリーズ、「Let's see」、「Museum of Chance」、「Museum of Shedding」、「I am as I am」、「Go AwayCloser」、「Box 507」などの作品を収録している。2022年から2024年にかけてベルリン、リュクセンブルグ、ポルトガルを展覧会巡回。243p 25×19cm English 2022
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