No. 10616
Vera Lehndorff, Holger Trulzsch: The Seen and the Unseen
レンドルフ&トリューシュは、1970年代から1980年代後半にかけての集中した創作期間中に絵画、写真、パフォーマンスを総合したボディペインティングの驚くほど革新的なステージング写真の作品群を作り上げた。本書では、レンドルフ&トリューシュの一連の作品イメージ、スーザン・ソンタグやゲーリー・インディアナのエッセイなどのファクシミリ化されたアーカイブ資料、批評家リヒャルト・ミラッツォやイェルク・シェラーによる寄稿、文脈に沿った解説や参考画像などを織り交ぜながら、彼らの芸術作品に新たな角度からアプローチする。本書は、20世紀後半の歴史と現代美術を背景としたジェンダーのアイデンティティと女性の身体の扱いの変遷を辿る。「...見ることのできない一人のアーティストと...そして、もう一人のアーティストは、不可視の存在に向かって邁進している...(スーザン・ソンタグ、「メランコリーの美学の断片」、『ヴェルーシュカ』(1986年)所収)「トリュシュ/レンドルフの手法は、すでに環境に存在するものを物理的に変化させることから、彼らの主張を制限している。これは、介入というよりも、むしろ反省の芸術である......それは......オブジェが......二重写真、あるいはテレプラスティック写真(彫刻写真)の例であると言えるかもしれない」(ゲーリー・インディアナ「模倣とその二重写し」『ヴィレッジ・ヴォイス』1985年4月9日号)(publisher's description) 550p 29x22cm 722 colorimages ハードカバー English 2023
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。