洋書写真集とアートブックの専門店

新着商品

  • m0641
    Werk Magazine No.30: STEIDL–WERK No.30 KUNSTHAUS GOTTINGEN
    2022年のドクメンタでKUNSTHAUS GOTTINGENで行ったインスタレーション展示の一環として制作。通常は廃棄されるテストシートを製本に使用し、印刷機の水を止めて予測不可能なカラーパターンを作り、標準のCMYKカラーを蛍光色のバリエーションに置き換えるなどの結果まったく新しい本の形が誕生した。
    17,850円(税込19,635円)
  • 10167
    Stephen Shore: Topographies. Aerial Surveys of the American Landscape
    カラー写真のパイオニア、スティーブン・ショアが2020年以後ドローンを使って撮影した最新作のシリーズを収録した作品集。モンタナ、ノース・カロライナ、ニューヨークをはじめ、自然的/人工的な風景の相互作用を緻密に描き出し、1975年に開催された「New Topographics」展における原点を顧みることを試みる。新たなる鳥瞰の視点を用いることで、アメリカの風景における客観性、平凡性、そして自然と人工の関係を考え直し、これらの要素が21世紀という時代にどのように働きかけるのかを考察。
    12,000円(税込13,200円)
  • 10173
    Stephen Shore: Topographies. Aerial Surveys of the American Landscape(サイン入り)(ご予約)
    カラー写真のパイオニア、スティーブン・ショアが2020年以後ドローンを使って撮影した最新作のシリーズを収録した作品集。モンタナ、ノース・カロライナ、ニューヨークをはじめ、自然的/人工的な風景の相互作用を緻密に描き出し、1975年に開催された「New Topographics」展における原点を顧みることを試みる。新たなる鳥瞰の視点を用いることで、アメリカの風景における客観性、平凡性、そして自然と人工の関係を考え直し、これらの要素が21世紀という時代にどのように働きかけるのかを考察。
    13,000円(税込14,300円)
  • m0643
    Purple #39: the NEW YORK issue (Anna Park in Miu Miu by Stevie and Mada)
    ニューヨークをテーマに据えた2023年、春夏号。「今日、新しい世代のアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、ギャラリスト、ライターが、この街に旋風を巻き起こしています。ニューヨークは世界で最も物価の高い都市と言われていますが、それでもやっていこうと決意しています。彼らはマンハッタンやブルックリンからさらに遠く北部でスペースを見つけ、時には他の場所にまで出て行きながら、ニューヨークを考え、呼吸するスペースを見出します。」(オリビエ・ザーム)
    7,960円(税込8,756円)
  • m0646
    Purple #39: the NEW YORK issue (AZ Factory with Lutz Huelle by Olivier Zahm)
    ニューヨークをテーマに据えた2023年、春夏号。「今日、新しい世代のアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、ギャラリスト、ライターが、この街に旋風を巻き起こしています。ニューヨークは世界で最も物価の高い都市と言われていますが、それでもやっていこうと決意しています。彼らはマンハッタンやブルックリンからさらに遠く北部でスペースを見つけ、時には他の場所にまで出て行きながら、ニューヨークを考え、呼吸するスペースを見出します。」(オリビエ・ザーム)
    7,960円(税込8,756円)
  • 10215
    Aaron Stern, Lucy Helton: OK, No Response
    ニューヨークを拠点に活動するアメリカ人フォトグラファー、アーロン・スターンとイギリス人写真家、ルーシー・ヘルトンによる作品集。2020年の春、新型コロナウイルス感染症による世界的な閉鎖の中、二者は隔離による孤立を乗り越えようと感熱ファックス機による画像の交換を通じてバーチャル会話を交わすようになった。世界的な混乱に見舞われた奇妙な2年間であったが、二人は他の作家たちにファックスで作品を送付するように呼びかけ始めた。本作は、結果20人の作家から集めることができた作品140点を収録している。
    8,500円(税込9,350円)
  • 10176
    Sarah Moon: Dior by Sarah Moon
    フランス人写真家、サラ・ムーンとディオールによる作品集。本書はディオールの3つの段階の歴史を全3巻で紹介する。第1巻は2021年夏にパリのル・コルビュジエ財団で作者が撮影した、ディオールのオリジナルデザインのモノクロ写真33点を収録。第2巻では1958年から2015年の間に歴代のアーティスティック・ディレクター陣がデザインした衣服の一部を収めた43点の写真を収録。第3巻では現ディオールのアーティスティック・ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリが就任してから撮影された38点の写真を紹介。
    28,250円(税込31,075円)
  • 10194
    深瀬昌久Masahisa Fukase:RAVENS TOTE BAG
    日本人写真家、深瀬昌久のトートバッグ。東京都写真美術館で2023年3月より開催されている展覧会「深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ」に伴い制作された。作品集『鴉 / RAVENS』(MACK)の表紙と収録作品に用いられている鴉のシルエットを表面に、裏面には作品集『BUKUBUKU』(HYSTERIC GLAMOUR)の表紙で用いられている「FUKASE」の文字をプリントしている。
    3,800円(税込4,180円)
  • 10195
    深瀬昌久/ Masahisa Fukase: FUKASE TOTE BAG
    日本人写真家、深瀬昌久のトートバッグ。東京都写真美術館で2023年3月より開催されている展覧会「深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ」に伴い制作された。ボディの色は作品集『BUKUBUKU』(HYSTERIC GLAMOUR)を踏襲、表紙で用いられている「FUKASE」の文字を表面にプリントしている。
    3,500円(税込3,850円)
  • 10196
    Kiko Kostadinov: XOLO
    ブルガリア人ファッションデザイナー、キコ・コスタディノフの作品集。本書は、2022年秋冬コレクション『XOLO』のクリエイティブ・プロセスを探求した、同ブランドにとって初の作品集である。ロンドンからメキシコシティ、そしてロサンゼルスまで、「キコ・コスタディノフ」チームは世界中を駆け巡り、多くの訪問先から本コレクションのインスピレーションを得た。本書は、その壮大な旅で撮影された500点以上の写真が収録されている。
    13,000円(税込14,300円)
  • 10197
    Kiko Kostadinov: Bodice
    ブルガリア人ファッションデザイナー、キコ・コスタディノフの作品集。オーストラリア出身の双子の姉妹であり、セントラル・セント・マーチンズ在学中に「ローラ ディアナ ファニング」の名義でコレクションを発表したディアナ・ファニングとローラ・ファニング。本書は、この二人が2018年から2022年にかけて手掛けた「キコ・コスタディノフ」のウィメンズコレクションのアーカイブを収録した1冊。アジーリア・バンクスらモデルを起用したクリエイティブセッションで撮影されたイメージ群が108ページに渡って掲載されている。
    11,000円(税込12,100円)
  • m0647
    Viscose Journal Issue 04: Trans
    2021年にニューヨークとコペンハーゲンを拠点に始動したファッション批評誌。ファッション・アートスカラーでありキュレーターのイエッペ・ウゲルヴィグが編集長を務める。毎号特定のテーマを掲げ不定期に刊行する本誌は、それぞれ異なる本の形式を採用し、ジャンルを超えた思考を提案することで、ファッションにおける研究、制作、また批評の可能性を拡げることに挑んでいる。『Viscose』特別号となる本書は、トランスジェンダーとファッションの間にあるさまざまな関係性を探求し批評する。
    5,500円(税込6,050円)
  • 10172
    深瀬昌久/ Masahisa Fukase: 1961-1991 レトロスペクティブ/1961-1991 Retrospective
    1960年代から1990年代の初頭に活動した深瀬昌久の軌跡を辿り、その独自の世界に触れる回顧作品集。深瀬昌久は自身の私生活を深く見つめる視点によって、1960 年代の日本の写真史のなかで独自のポジションを築いた。それは写真の原点を求めようとする行為でもあり、のちに「私写真」と呼ばれ、写真家たちが向かった主要な表現のひとつとして展開していく。本書は、代表作である「遊戯」「洋子」「烏(鴉)」「サスケ」「家族」「ブクブク」など、充実した作品群をハンディな判型の中に収載。
    3,000円(税込3,300円)
  • 10165
    Make Do With Now - New Directions in Japanese Architecture
    スイス建築博物館で開催されている同名の展覧会のカタログ。2011年の東日本大震災と福島原発事故を機に本格的に活動を開始した新しい世代の建築家に焦点を当て、20のプロジェクトと5つの建築事務所を寄稿文と写真によるエッセイで紹介。社会、経済、環境問題といった現代の差し迫った問題に対し、限られた資源や発見された素材、既存の空間を用いて対処していく彼らの取り組みを紹介し、日本の建築に対する新たな視点を提示する。写真家・伊丹豪が撮影を担当。
    9,680円(税込10,648円)
  • 10161
    楢橋朝子/ Asako Narahashi: 春は曙
    写真家・楢橋朝子の1989年に撮影された最初期の作品群を34年を経て刊行。当時展示で発表したイメージだけでなく、未発表のイメージも含めてこの年の写真をあらためて見返し、楢橋自身が選んだ79点を収録。淡々と、けれども何かに抗いながら作家活動を続けてきた写真家の、最初の歩行を共有する一冊。
    4,800円(税込5,280円)
  • 10168
    Thomas Demand: The Dailies [Expanded Edition]
    ベルリンとロサンゼルスを拠点に活動するドイツ人アーティスト、トーマス・デマンドの作品集。本書は間違いなく私たちの世界でありながらも、間違いなく奇妙な風景を写した数々のスナップを収録。作者の特徴でもある巧みに作られた紙模型の構築、撮影、そしてその破壊を経た制作活動を通じて作られた本シリーズは、日常の微々たる瞬間を「iPhone」で捉えている。2015年に刊行された同タイトル作に加え、現時点での本シリーズを全てまとめた増補版。
    7,500円(税込8,250円)
  • 10179
    Damian Ortega: Masks
    メキシコ人アーティスト、ダミアン・オルテガの作品集。件の隔離とロックダウンの真っ只中、作者は超常的な仮面舞踏会を開催した。招かれたのは博愛主義の悪魔、スイートな齧歯動物、奇人の兄、繁殖力の高い幽霊、「ジャコメッティ」団子、鍼灸師、タンゴ歌手、自営業の豚....、まだまだある。ボトルキャップや糸の束、トルティーヤ、ひょうたんの殻、サボテンの葉、コインなど、作者の家にあるもので作られた奇妙なギャングたちが揃っている。本書は、作者が制作した100もの仮装で鑑賞者を舞踏会に誘う一作。
    8,000円(税込8,800円)
  • 10155
    Sebastiao Salgado: Amazonia
    写真界を代表するドキュメンタリーフォトグラファー、セバスチャン・サルガドが「GENESIS」プロジェクトの後、6年間をかけてブラジル・アマゾンの大自然と原住民族を撮ったシリーズ。乱開発で危機に晒される熱帯雨林、広大な河、山々の比類なき美しさと、現代社会と隔てた生活をおくる人々。その姿がこれからも続くようにと願いを込めて撮られた写真から厳選したポケットサイズ版。
    3,710円(税込4,081円)
  • 10156
    Sebastiao Salgado: Genesis
    世界的ドキュメンタリー写真家セバスチャン・サルガドが、現代社会の発展がもたらす破壊が進行する中で昔と変わることない自然と人々を記録したGENESISプロジェクト。ガラパゴス、南極、大西洋、ブラジルアマゾン、アフリカ、アラスカ、グランドキャニオンなど8年を費やし30回以上の旅の中で撮影された心に残るモノクロ写真から厳選した作品で構成するポケットサイズ版。
    3,710円(税込4,081円)
  • 10164
    Mondrian and Photography
    ピエト・モンドリアンの仕事と私生活を網羅する異例のフォトバイオグラフィー。モンドリアンの一般的なイメージである、スーツとネクタイを身に着けた控え目でややよそよそしい表情の真面目な男性像を形成した約10枚の写真と、本来のモンドリアンを生き生きと写したアーティストたちによるポートレイトや、彼のスタジオの写真を含む約400枚で構成。単なるバイオグラフィーにとどまらず、モンドリアンの人生を視覚的に説明し、この最も象徴的なモダンアートの芸術家の世界を鮮やかに呼び起こす一冊。
    13,420円(税込14,762円)
  • 9993
    Terri Weifenbach: Giverny. A Year at the Garden
    画家クロード・モネのゆかりの地としてよく知られるフランスのジヴェルニーに2009年に開館したジヴェルニー印象派美術館の庭をテリー・ワイフェンバックが撮影した写真集。造園家マーク・ラドキンによってデザインされ、22,000本以上の花が植えら れた庭園をテリー・ワイフェンバックは1年近くをかけて撮影した。ワイフェンバックの写真のなかでは自然の色彩が絵筆のようなストロークで呼び起こされ、この地が人々を惹きつけるさまざまな季節と色彩の力を復元することに成功している。
    6,800円(税込7,480円)
  • 10121
    Romain Laprade: Distances vol.II
    フランス人フォトグラファー、ロマン・ラプラードの作品集。2019年刊行『DISTANCES』の続編。「Vogue Paris」や「Holiday」などの雑誌でグラフィックデザイナーとして活動し始めたが、15歳の時に感じた写真への情熱を捨てきれず写真家へと転向。機微に冨み観る者の好奇心を駆り立てる画面を作り出し、一見平凡で退屈なものの細部に焦点を当てることで作者独自のイメージへと昇華している。
    6,000円(税込6,600円)
  • 10130
    畠山直哉/ Naoya Hatakeyama: 陸前高田市東日本大震災遺構(サイン本)
    2020年の夏、畠山直哉は、故郷である陸前高田市の市役所からの依頼により、陸前高田市の4つの遺構をデジタルカメラを用いて撮影した。東日本大震災が起こった10年前のままびっしりと土が詰まっていた4つの遺構の内部は、一方で、市民体育館や市民会館など解体されてしまった他の建物と異なり、たまたま死者が出なかった建物でもあった。市が公開を前提に保存整備を行う予定となっている4つの震災遺構、そしてその前に内部が詳録されたこれらの写真は、大きな時間の中でどのような風景に開かれていくだろうか。
    3,500円(税込3,850円)
  • 10188
    Martin Margiela 1989
    1988年に設立、1989年の春夏パリコレクションでデビューした「メゾン・マルタン・マルジェラ」の1989年のショーをジャン=クロード・クトースが撮影した写真から作られたフォトジン。もともとはアリックス・ブラウンが『Runway: The Spectacle of Fashion』を出版した際に作られたもの。
    2,500円(税込2,750円)
  • 10127
    The Gourmand’s Egg. A Collection of Stories & Recipes
    ダリのミューズ、ヒッチコックの悪夢、そして地味な食材として、永遠の卵は古代に 遡って魅力的な物語を紡いでいる。本書は、豪華な写真と歴史的な美術作品で彩ら れ、オリジナルレシピとストーリーを通して、食とアートのつながりを讃える。完璧 なポーチから芸術的なデザートまで、世界中の料理の伝統の多様性を讃える典型的な レシピを名高い静物写真家が撮り下ろした、豪華で可笑しくて、毒々しく食欲をそそ る、写真で表現。ダリ、バスキア、フリーダ・カーロ、デヴィッド・ホックニー、マ ン・レイなど美術史上の巨匠たちの作品も。
    10,130円(税込11,143円)
  • 10154
    Mario Testino: I Love You
    ファッション写真家マリオ・テスティーノが結婚式とそれを表すすべてのものに捧げたオマージュ。人生の始まりであり、集大成でもある結婚式を独自の視点で撮影し、感動や伝統、喜びを分かち合う親密さを表現する。『トワイライト』シリーズでのベラ・スワンや、オリビア・パレルモなどの花嫁衣裳を手掛けたデザイナー、キャロライナ・ヘレラと、セレブの結婚式をプロデュースするランツァ&バウチーナ社の創設者リッカルド・ランツァが序文を寄せ、親しい友人や家族のプライベートで撮影した数々の象徴的な瞬間と知られざる記憶をたどる。
    14,860円(税込16,346円)
  • 10148
    Walker Evans: Last Photographs & Life Stories
    1890年代の田舎町の悲惨な事件を扱った伝説的な本「Wisconsin Death Trip」の著者マイケル・レジーによる、ウォーカー・エヴァンズのバイオグラフィー。レジーは「Wisconsin Death Trip」を出版した1973年、晩年のウォーカー・エヴァンズと出会い親友となった。エヴァンズは年老いてあと2年しか生きられない中でも執拗に写真を撮り続けていた。1970年代、エヴァンスはポラロイド SX-70 とそのカラフルなインスタント写真に夢中になり、最後の写真を撮るためにもそれを使用した。
    8,200円(税込9,020円)
  • 10146
    William Klein: Yes
    20世紀の偉大なイメージメーカー、ウィリアム・クラインが生前最後に完成させた回顧作品集。ニューヨークの国際写真センターで2022年に開催された大規模な回顧展に関連して発行された本書は、クライン自身が監修し、250点を超える図版を収録。クラインの妥協のない創造的な生涯を振り返り、抽象絵画から正真正銘のストリート写真や写真集、ブックデザインやグラフィックデザイン、ダイナミックで風刺的な映画製作への取り組みにまで及ぶ作品を包括的に捉えている。
    15,040円(税込16,544円)
  • 10183
    山上新平/ Shimpei Yamagami: liminal (eyes) YAMAGAMI 海
    1984年神奈川県生まれの写真家、山上新平の写真集。山上が住処の鎌倉の海と波を捉えた64枚の写真で構成されている。これらの写真群には、イメージと情報があふれ誰もが見ることに関して不感症になっている現代を覚醒させ、リアルの中の抽象、抽象の内の現実をあらわにする瞬間が集積されている。町口覚が編集・ブックデザインを行い、ブックディレクターの幅允孝によるテキストを収録。2022年11月のPARIS PHOTOで発表され、好評をもって迎えられた一冊。
    6,250円(税込6,875円)
  • 10184
    山上新平/ Shimpei Yamagami: liminal (eyes) YAMAGAMI 波
    1984年神奈川県生まれの写真家、山上新平の写真集。山上が住処の鎌倉の海と波を捉えた64枚の写真で構成されている。これらの写真群には、イメージと情報があふれ誰もが見ることに関して不感症になっている現代を覚醒させ、リアルの中の抽象、抽象の内の現実をあらわにする瞬間が集積されている。町口覚が編集・ブックデザインを行い、ブックディレクターの幅允孝によるテキストを収録。2022年11月のPARIS PHOTOで発表され、好評をもって迎えられた一冊。
    6,250円(税込6,875円)
  • 10180
    Albarran Cabrera: Remembering the Future
    バルセロナ在住のアンナ・カブレラとアンヘル・アルバランの二人による写真家デュオ、アルバラン・カブレラの作品集。20年以上ともに活動を行う彼らは、記憶と経験をテーマにした繊細で詩的な作品を生み出してきた。アイデンティティとカメラが過去に残した痕跡に疑問を投げかけるような彼らのシリーズは、時間と記憶の関係、現実と幻想の間の写真イメージに対する私たちの認識を呼び起こす。本書に収録されたイメージは、私たちに記憶と経験を語り、注意深く配置された一連の絶妙なシーンの中に自分自身を見つける。
    11,110円(税込12,221円)
  • 9979
    奈良原一高: ヨーロッパ・静止した時間
    巨匠・奈良原一高の最初の写真集であり、今から55年前に刊行されて以来今日まで絶版の状態が続き入手困難であった伝説的な写真集『ヨーロッパ・静止した時間』を、当時のページネーションを生かした新たなページ構成、写真集としての開きやすさ、手に取りやすさにこだわりまとめ直す新装版。特に作品の流れとして大切な位置づけとなっている横位置で構成されたダイナミックな写真群を、観音開きの特殊製本により俯瞰して見ることのできるようレイアウト。芸術的とも呼ばれるその写真表現、構成力を存分に味わえる。
    15,000円(税込16,500円)
  • 10070
    牛腸茂雄全集 作品編
    牛腸茂雄が生前に発表した作品全点を収載する決定版。全2巻からなる『牛腸茂雄全集』の「作品編」となる。(もう1巻は「資料編」)。牛腸茂雄の生前に刊行された4冊の作品集『日々』『SELF AND OTHERS』『扉をあけると』『見慣れた街の中で』所収の全点と、生前に発表、もしくはまとめられた2つの連作〈水の記憶〉〈幼年の「時間」〉全点を収録。牛腸が遺したヴィンテージプリントやフィルム原板を印刷の指標とし、シリーズによって用紙を切り替えるなど、その制作意図を現代の技術によって能うかぎり再現している。
    8,000円(税込8,800円)
  • 10053
    森山大道: 1980年代 余話
    1987年4月、森山大道が編集人・大田通貴に「好きなように作ってください」とぽんと渡した1000枚位のプリント。『仲治への旅』(1987年)、『水の夢』(1999年)を生み出したプリントの束から、大田が編纂した第3の写真集。
    4,000円(税込4,400円)
  • 10094
    Michael Kenna: Arbres / Trees
    イギリス出身の写真家マイケル・ケンナの樹木の写真を集めた写真集。ケンナは40年以上にわたってカメラを携えて世界中を旅し、早朝や明け方に作業する中で成しえる彼ならでは幻想的なライティングと10時間にも及ぶ長時間露光によって、樹木や森を撮影してきた。季節や地理的な背景から切り離して木の多様性と多面性が強調するなど、設定をフラットにし被写体をシンプルにすることで従来樹木が持つ色を再認識させ、枝の不透明で繊細な黒と、それを透過するフレッシュな光の相互作用に焦点を当て、ケンナ独特の素晴らしい空気感を生み出す。
    7,740円(税込8,514円)
  • 10132
    Francois Halard: Gods First
    フランス人フォトグラファー、フランソワ・アラールの作品集。 「フランソワ・アラールによる新しい作品群において、ほとんど考古学的な被写体が選ばれたのは、おそらく偶然ではないだろう。ポラロイドカメラで撮影されたこれらの写真は、額装をされ直し、拡大され、再加工され、最後に蝋を塗りつけられ、場合によっては筆で描いた文字や名前で覆われている。作者は、ポラロイド写真の過程に対する情熱を育んできた。長年に渡り、親密的かつ錬金術師のような実験を可能にしてくれるお気に入りの媒体となったようです。
    7,500円(税込8,250円)
  • 10137
    Roe Ethridge: American Polychronic
    アメリカ人アーティスト、ロー・エスリッジの作品集。本書は2000年から2021年までの作品を幅広く収録した初めての包括的作品集である。この本の中では、絡み合う二本の糸のような構成で、写真作品で知られた作者の制作活動が紹介されている。アートワークあるいは個人的な作品が時系列に並べられ、合間に商業写真が反時系列に紹介されている。それらが、和音と不協和音、ヒット曲とB面曲として脈動し、ひとつになっていく。ひと続きとなった作品の流れは、独特な視覚的言語を求めてさまざまなジャンルの境界線をも越えている。
    11,000円(税込12,100円)
  • 10138
    Roe Ethridge: American Polychronic(サイン入り)
    アメリカ人アーティスト、ロー・エスリッジの作品集。本書は2000年から2021年までの作品を幅広く収録した初めての包括的作品集である。この本の中では、絡み合う二本の糸のような構成で、写真作品で知られた作者の制作活動が紹介されている。アートワークあるいは個人的な作品が時系列に並べられ、合間に商業写真が反時系列に紹介されている。それらが、和音と不協和音、ヒット曲とB面曲として脈動し、ひとつになっていく。ひと続きとなった作品の流れは、独特な視覚的言語を求めてさまざまなジャンルの境界線をも越えている。
    12,000円(税込13,200円)
  • 10190
    Duncan Hannah: Invented Magazines
    アメリカのヴィジュアル・アーティスト、ダンカン・ハンナの作品集。10代の頃から50年以上にわたり洋画に情熱を向け、70年代にはユーロ・シネマ雑誌を熱心に集めていた作者が、2020年3月、パンデミック下のロックダウンの最中、これらの雑誌コレクションの中から主題を選んで描いた絵画のシリーズを収録。当時の印刷の色、タイポグラフィ、レイアウトに魅せられた作者は、好きな俳優をフィーチャーした、非常に主観的な、夢の雑誌の表紙シリーズを始めた
    4,200円(税込4,620円)
  • 9653
    Terri Weifenbach: Cloud Physics
    アメリカ人写真家、テリ・ワイフェンバックが、セント・キャサリン島の塩沼、モンタナの幽谷から日本の奈良公園、パリの国立自然史博物館の植物園まで、彼女の作品を特徴づける詩的で繊細なスタイルで光、湿度、熱など気象の変化を通して知覚される自然を探求した新作。世界規模で進行する気候変動問題を意識したうえで、あえて美しい理想化された自然を意識的に切り取り作品化することで、読者に問題を直感的に感じることを訴える。
    8,600円(税込9,460円)
  • 9811
    Alec Soth: Gathered Leaves Annotated (サイン入り翻訳シート付)
    アレック・ソスの代表作、『Sleeping by the Mississippi』『Niagara』『Broken Manual』『Songbook』『A Pound of Pictures』の5冊をまるごと1冊にまとめたユニークな出版物。ニュースペーパー用の紙を用い700ページ超の中に5冊の本のすべての見開きを再現し、ノート、テキストの抜粋、追加の写真という形で詳細な注釈を加える。またソトの作品を紹介する新たなロードマップとして、アーティストによる新たなイントロダクションも収録。
    9,000円(税込9,900円)
  • 9911
    川田 喜久治/ Kikuji Kawada: Vortex(サイン本)
    川田喜久治が近年Instagramのアカウントにアップロードし続けている膨大なデジタル作品群から選ばれた252点を中心に構成。収録イメージの多くは現代東京で撮影されたものだが、数十年前に撮影・発表された作品もまた時空を超えて擬態するように紛れ込み本書の一部を成す。時に過剰なほどの操作によって色彩と触感を歪ませ、繰り返されるモチーフに鑑賞者の心象に絶え間ない圧迫と一分の隙間を与え、パンデミックのただなかへと迷い込む都市の様相は紙の束の中で秩序と境界を喪失し、私たちもいつしかその渦中へと引きずり込まれていく。
    8,000円(税込8,800円)
  • 9943
    Wolfgang Tillmans: To Look Without Fear
    ヴォルフガング・ティルマンスのニューヨーク近代美術館での大規模な展覧会に合わせて出版された写真集。写真、インスタレーション、印刷メディア、ビデオなどを網羅し、ティルマンスの40年にわたる幅広いキャリアを豊富な図版で紹介している。また、ティルマンス自身による新たなテキストで彼の写真表現における独特な方法論が明らかにされている。写真の展示方法を変えただけでなく、現代美術の新たな方向性を示したヴォルフガング・ティルマンスの作品への新しい洞察を与えてくれる。
    11,800円(税込12,980円)
  • m0625
    Alec Soth: Aperture 247 Sleepwalking
    アレック・ソスをゲスト・キュレーターに迎えて編集したAperture誌の2022年夏号。写真における夢、旅、偶然の広がりと可能性を探求する。ソビエト時代のチェコ人アーティスト、エミラ・メドヴァから、ソフィー・カルが発見したパリの廃墟ホテル、ソス自身が米国を旅して撮影した写真まで、驚くべきイメージとストーリーの数々を紹介。他に、ジェシー・ドリスによるデュアン・マイケルへのインタビュー、マリナ・ワーナーによる夢遊病者についての考察、フォトブックレビューなど。
    4,500円(税込4,950円)
  • 9953
    Viviane Sassen & Emanuele Coccia: Modern Alchemy
    写真家ヴィヴィアン・サッセンと美学哲学者エマヌエーレ・コッチャ、それぞれの分 野の第一人者がコラボし、シャンパーニュ地方のテロワールとメゾン・ペリエ・ジュ エが芸術と自然との間に築いた感動的な関係に深く根ざした写真と言葉の対話により 形作られた本。80枚の写真シリーズとエッセイが交差し、衝突することで、あらゆる 生物を通して物質の創造性にあらためて驚嘆させられる空間を生み出す。美しくプリ ントを施したクロスにより装丁された瞑想的な写真集。
    8,400円(税込9,240円)
  • 9977
    Saul Leiter: The Unseen Saul Leiter まだ見ぬソール・ライター
    2013年のライターの逝去後、アトリエに無造作に遺されたままになっていた約1万余の膨大なスライド写真を、生前ライターと親交の深かった夫妻が主宰するソール・ライター財団がデジタルアーカイブする「スライド・プロジェクト」の成果として刊行された。ライターのアトリエ風景、カメラ機材なども公開されている他、マウント、フィルム種別、手書きラベルメモ資料など、貴重な資料を収録。さらに、財団スタッフが語る葛藤と感動の奮闘記や、プリント技術者が明かすライターの色彩感覚秘話を掲載。
    3,800円(税込4,180円)
  • 10082
    原美樹子 Mikiko Hara: Small Myths(サイン本)
    日本人写真家、原美樹子の1996年から2021年までの未発表写真から選定した作品集。電車に乗っている青年、手をつないだカップル、公園で遊ぶ少女など、目の前を通り過ぎる人々を独自の手法で密やかに撮影している。シャッターを押すとき、一瞬被写体と目が合うこともあるが、対峙して言葉を交わすことはない。にもかかわらず、これらのポートレートは、作者と被写体が「その時にその場所にちょうど居合わせる」という見えない約束で結ばれているかのように、限りなくパーソナルな何かが表出している。
    7,500円(税込8,250円)
  • m0638
    apartamento Issue 30 Autumn/Winter 2022-23
    スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』。創刊15周年記念号である第30号の表紙を飾るのは、アメリカ人シンガーソングライター、レコードプロデューサー、女優、モデルのソランジュ・ノウルズ。作家ドディ・ベラミーの短編小説「Cracks in the Ceiling」も収録。
    3,000円(税込3,300円)
  • 10096
    Inge Grognard: MAKEUP 1989–2005
    ベルギー人メイクアップアーティスト、インゲ・グロニャールの作品集。本書は1989年から2005年の間の作者の活動を記録しており、メゾン・マルタン・マルジェラをはじめ、ラフ シモンズ、ドリス ヴァン ノッテンやA.F.ヴァンデヴォーストなどのファッションハウスでのキャンペーン、ランウェイ、広告から集めたイメージ群を収録している。また、ファッション誌「Purple」創設者兼編集長のオリヴィエ・ザームによる序文も収録。
    4,500円(税込4,950円)
  • 8881
    Romain Laprade: Distances
    「Vogue Paris」や「Holiday」などのグラフィックデザイナーから写真家へと転向したロマン・ラプラードの作品集。温かなトーンや構図の感性、自然光を利用したその作品は、Aesop や Rimowa、Mr Porter、Hermes、Isabel Marant など多くのブランドともコラボレーションを果たし、それぞれのブランドの魅力を写真で世に伝えて来た。本作では、モダニズム建築を被写体として詩的かつ絶妙な絵を作り出している。
    6,000円(税込6,600円)
  • 9900
    Paul Graham: Troubled Land
    イギリス人写真家ポール・グラハムの作品集。1960年代後半に始まった北アイルランドの領有をめぐるイギリスとアイルランドの地域紛争のさなか1986年に刊行された傑作の復刻版。1986年の刊行当時、色の使い方や、いわゆるフォトジャーナリズムの枠を打ち破ったことによって議論を巻き起こしたこの写真集は、北アイルランド紛争を理解する新たな視点を提示し、政治や社会からの逃避ではなくむしろこれらに向き合う手段にもなりえることを示唆したことで風景写真というものを永久に変えるに至った点において極めて重要な意味を持つ。
    9,000円(税込9,900円)
  • 10048
    William Eggleston: The Outlands, Selected Works
    カラー写真のパイオニア、ウィリアム・エグルストンが1960年代から1970年代にかけて撮影した写真シリーズ「The Outlands」から未公開写真約100点を収録。鮮やかな色彩と深い郷愁の念が息を呑むような作品群全体に響き渡るエグルストンの作品は、 彼のレンズ越しに見た神話的で変わりゆくアメリカ南部の旅を提供してくれる。看板、車、道端の風景などのモチーフはアメリカの風景を象徴するもので、一世代の写真家たちにインスピレーションを与えた。
    18,050円(税込19,855円)
  • 10103
    Anders Petersen: Cafe Lehmitz
    ストックホルム出身の写真家アンデルス・ペーターセンがハンブルグのバーでのナイトライフを撮ったシリーズ。ペーターセンの原点ともいえるこのシリーズの作品はトムウェイツの『Rain Dogs』のアルバムジャケットにも起用された。 アンデルス・ペーターセンの代表作の再刊。
    7,140円(税込7,854円)
  • 10105
    藤原辰史: 植物考
    農業史、食の思想史を専門とし『分解の哲学』でサントリー学芸賞を受賞した京都大学の藤原辰史による植物をめぐるエッセイ。ブロースフェルトについても1章がさかれている。表紙写真は石内都によるもの。今もっとも注目される歴史学者の新機軸。人間は何より高等な生命だと私たちは思いがちだ。だが、それは真実だろうか?歴史、文学、哲学、芸術を横断し、ありうべき人間の未来をさぐるエッセイ。(publisher's description)
    2,000円(税込2,200円)
  • 10123
    Alessandra Sanguinetti: Some Say Ice(サイン入り)
    アメリカ人フォトグラファー、アレッサンドラ・サンギネッティの作品集。2014年以来、ウィスコンシン州の小さな町ブラック・リヴァー・フォールズに戻り、荒々しくそぎ落とされた本シリーズを形作ることになる写真作品を制作してきた。この町は、19世紀末に写真家チャールズ・ヴァン・シャイクが撮影した写真を収録した作品集『Wisconsin Death Trip』の題材でもあり、その町の住民の生と死の荒涼とした苦難を記録している。
    12,000円(税込13,200円)
  • 10143
    森山大道: Daido Silk (表紙 White: Silkscreen beats the Mona Lisa anytime!)(サイン本)
    これまで数多くの写真集を発表してきた森山大道にとっても初めての、全ページの写真がシルクスクリーン印刷の写真集。表紙の布装にも絹を使用し徹底的にシルクスクリーン印刷にこだわり抜いた町口覚の造本設計による本書は、2022年のPARIS PHOTOで審美眼を持つ欧州のコレクターを驚愕させた。
    17,000円(税込18,700円)
  • 10150
    松江泰治/ Matsue Taiji: gazetteerCC(サイン本)
    地名収集という方法で制作を続けている松江泰治の新刊。本書では、世界の砂漠や森、山脈、平原など自然を収集した「gazetteer」と、都市を収集した「CC」の両作品を大きな判型に展開する。影の生じない時間と方角を選び、空や地平線を排除して平面性を追求した写真は「絶対ピント」と評される明瞭さで、写真の隅々にまで写り込んだ要素が等価に浮かび上がり、肉眼で捉えきれなかった細部が立ち現れる。写真の本質を貫く独自の技法で制作された両シリーズから大判カラーフィルムで撮影した262点が収載された決定版となる写真集。
    13,000円(税込14,300円)
  • 9880
    鈴木理策: 冬と春/ Risaku Suzuki: Winter to Spring B雪(サイン本)
    現代日本を代表する写真家である鈴木理策のライフワークでもある「White」「Sakura」「Water Mirror」シリーズにおける未発表の新作を収録。鈴木作品において特別な風景とも言いうる熊野の海のイメージで幕を開ける本作は淡い冬の光と流氷、波頭、雪原の白をたゆたい春の到来を告げる桜のシークエンスを経て、春の気配を画像のすみずみに生きづかせる緑の水鏡の連作によって閉じられる。冬から春へと間断なく流れていく時間の中で「生起する瞬間」をとらえたさりげなく控え目なかたちで表現される「驚き」のシークエンス。
    4,500円(税込4,950円)
  • 9732
    Nigel Shafran: The Well
    イギリス人フォトグラファー、ナイジェル・シャフランの作品集。「The Well」とは、ファッション業界用語で雑誌のメインビジュアル。「The Well」はファッションの世界を内側から批評し考察する場であり、自身のプロジェクトであることをトレードマークでもあるシンプルさ、そして、この刺激的で複雑な業界で鑑賞者たちに安らぎを与える力を取り入れている。
    8,500円(税込9,350円)
  • 9908
    鈴木萌: 底翳/ Moe Suzuki: Sokohi(サイン本)
    日本人ビジュアルアーティスト、鈴木萌の作品集。作者は、自身の父親が緑内障により徐々に視力を失っていく中、共に過ごす日常を記録し始めた。本書は、その一連の写真を家族写真や父親自身が撮影した写真と組み合わせた構成となっている。このイメージ群を通じて、晴眼者には見えるが父親は見ることができない、あるいは父親が見ているようには他者には見ることができない世界の視覚化を試みている。
    5,500円(税込6,050円)
  • 10087
    横田大輔、滝沢広、ネルホル、迫鉄平、牧野貴: New Photographic Objects 写真と映像の物質性
    埼玉県立近代美術館での同名展覧会に参加したアーティスト4名と1組による展示作品を印刷物のなかで表現したアートブック。デザインは、同展にNerhol(彫刻家・飯田竜太とのアーティストデュオ)として参加したグラフィックデザイナーの田中義久が手掛けている。5冊+1冊セット、ボックス(194 x 275 x 37 mm)入り。
    7,000円(税込7,700円)
  • 10135
    Katie Grand: Tears & Tearsheets
    イギリス人スタイリスト、クリエイティブディレクター、ファッションジャーナリスト、編集者であるケイティ・グランドの作品集。ファッションの世界で最も影響力を持つトップスタイリストの一人である作者が90年代初頭から現在にかけて手がけた、ファッションエディトリアルにおけるスタイリングの広告の切り抜きをまとめた1冊。本書には、収録されている写真家、モデル、デザイナー、ヘア&メイクアーティストからの言葉も収録されている。
    12,000円(税込13,200円)
  • 10170
    Mouth Full of Golds
    アメリカのジュエラーでありグリルズの祖と呼ばれるエディ・プレインの人生と仕事、自身が先駆者となった装飾としての歯科学の黄金時代、そしてヒップホップの顔ともなったあの不朽の笑顔を写真とともに紐解くヒストリー・ブック。映画監督兼作家であるライル・リンドグレンらと友人たちがインタビューを行い、写真を入手し、事実検証を行い、デザインやアートディレクションを手がけて2021年に自費出版として400部発行され瞬く間に完売した本書を、イギリスの出版社「IDEA」が第二版として再版。
    14,000円(税込15,400円)
  • 9620
    Irma Boom: Book Manifest
    オランダ人グラフィックデザイナー、イルマ・ボームの作品集。オランダのみならず世界的にもその名が知られている作者は、その大胆かつ実験的なアプローチで評価が高く、物質的な部分でのデザインと印刷物としてのコンテンツの両面において、本が持ち続けてきたその伝統的慣習に挑戦する。作者の全作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネント・コレクション、アムステルダム大学(NL)の特別コレクションに収蔵されており、「イルマ・ボーム・アーカイブ」と呼ばれている。
    5,000円(税込5,500円)
  • 9652
    Pentti Sammallahti: Me Kaksi
    フィンランドの写真家ペンティ・サマラッティがアーロ・ヘッラーコスキの詩集「Me Kaksi」(英語で「us two」の意)のタイトルに触発され、偶然の出会い、奇妙な親密さ、二人の世界での在り方をテーマにした写真集。過去40年以上にわたり世界をまたにかけて撮影された作品から有名な作品と未発表のものを組み合わせ、ペンティ・サマラッティが密かに掴み取ったつかの間の瞬間を再現する。恋人、友達、子供、通りすがりの人...あらゆる2人組、カップルのアイデアが繰り返し現れ感情的な絆の普遍性を物語る。
    9,240円(税込10,164円)
  • 9677
    Taiyo Onorato & Nico Krebs: Future Memories
    スイスのアーティストデュオ、タイヨ・オノラト & ニコ・クレブスの「FUTURE」シリーズの第1作目。過去数十年の間に私たちの未来の概念がどのように変化したか、それが現在の考え方にどのように影響するか、そして将来の変化に対する私たちの反応を探る。大部分がアーカイブ資料から再作成した本書の写真は、あらゆる未来のビジョンやイラストレーションは、過去から描かれたイメージのコラージュであるという事実の物質的な探求を成している。
    6,450円(税込7,095円)
  • 9737
    Paul Graham: Troubled Land(サイン入り)
    イギリス人写真家ポール・グラハムの作品集。1960年代後半に始まった北アイルランドの領有をめぐるイギリスとアイルランドの地域紛争のさなか1986年に刊行された傑作の復刻版。1986年の刊行当時、色の使い方や、いわゆるフォトジャーナリズムの枠を打ち破ったことによって議論を巻き起こしたこの写真集は、北アイルランド紛争を理解する新たな視点を提示し、政治や社会からの逃避ではなくむしろこれらに向き合う手段にもなりえることを示唆したことで風景写真というものを永久に変えるに至った点において極めて重要な意味を持つ。
    10,000円(税込11,000円)
  • 9836
    Thomas Demand: The Stutter of History
    ベルリンとロサンゼルスを拠点に活動するドイツ人アーティスト、トーマス・デマンド(Thomas Demand)の作品集。作者の生み出してきた作品群のうち、4つの重要分野に光を当てた、2022〜2024年にかけて世界各地を巡回する回顧展に伴い刊行される包括的な作品集。
    11,000円(税込12,100円)
  • 9913
    Bernd & Hilla Becher
    ヨーロッパと北米の工業建築の写真で知られるベルント&ヒラ・ベッヒャーの初の包 括的な遺作モノグラフとなる回顧展カタログ(2022年メトロポリタン美術館)。50年 以上にわたりドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、イギリス、アメリカの工業建 築を共同で撮影し、給水塔、ガスタンク、溶鉱炉などを彫刻的なオブジェのように表 現したベッヒャー夫妻の真骨頂ともいえる写真を一挙に紹介。
    14,700円(税込16,170円)
  • 9924
    ROMA Publications #1-425 at Sitterwerk, St.Gallen
    1998年にグラフィックデザイナーのロジャー・ウィレムスとアーティストのマーク・マンダース、マーク・ナハトザームによってオランダ、アムステルダムに設立された ROMA Publicationsが設立から2022年までに発行した全ての本やカタログを紹介。スイスのシッターヴェルク(Sitterwerk)での展覧会に際して出版。目立った派手さはないけれども「特別な何かを放つ」Roma Publicationsの全貌を見渡すことができる。
    4,020円(税込4,422円)
  • 9999
    Diane Arbus: Documents
    「アウトサイダー」と見なされる人々のポートレート写真で批判されると同時に賞賛され、アメリカの戦後写真の重要な人物であるダイアン・アーバスの作品は、彼女のテーマや実践に関するさまざまな意見を集め続けている。批評家やライターは、彼女の作品を「邪悪」で「ぞっとする」一方で「啓示的」「誠実」「思いやり」と表現してきた。70の記事やエッセイの複写に加え600を超えるエントリの注釈付き参考文献と包括的な展覧会歴を収録し、ダイアン・アーバスに関する言説をたどり彼女の偉業を文脈化する一冊。
    17,360円(税込19,096円)
  • 10095
    Issei Suda: Holy Night
    日本人写真家、須田一政が、1991年、聖夜(クリスマス・イブ)に東京で撮影した写真を収録した作品集。「日本にとってクリスマスは「愛」という信仰を確かめる日なのだ。本来、愛情表現が不器用な国民にとって、これは一種の受難である。花束を差し出す仕種も西欧のそれとはほど遠い。受けとる方もうつペコッ頭をさげたりして、会ったとたんにギクシャクしちゃう。日本人が一番ダサく見えるのは、クリスマスイブなのかもしれない。そしてこのぎこちなさとともに、人はビルの間の闇に吸い込まれていく・・・」
    8,000円(税込8,800円)
  • 10116
    Sophie Calle
    フランス現代美術館を代表する写真家・アーティストの一人、ソフィー・カレの作品を紹介。彼女の作品は、任意の制約を用いることで特徴付けられ、しばしば人間の脆弱性を描き、アイデンティティと親密さを考察している。見知らぬ人を尾行し、その私生活を調査する探偵のような能力で知られ、代表作「Suite Vénitienne」「The Hotel」「Address Book」でそれを発揮している。
    3,630円(税込3,993円)
  • 10120
    Erwin Blumenfeld
    『ハーパーズバザー』の契約写真家としてアレクセイ・ブロドヴィッチの下、シュールで印象的なファッション写真で表紙を飾ったアーウィン・ブルーメンフェルドの60点以上の作品をフルページ画像で再現したコンパクトな一冊。パリ市立美術館のキュ レーターのエマニュエル・ド・レコテが序文を寄せている。世界の主だった写真家を取り上げる写真叢書「Photo Poche」の英語版。
    3,140円(税込3,454円)
  • 10112
    Peter Hujar: Curated by Elton John
    ミュージシャンのエルトン・ジョンによってキュレーションされたアメリカ人写真家ピーター・ヒュージャーの作品集。現代で最も著名なミュージシャンのひとりであるエルトン・ジョンは写真のベテランコレクターでもあり、ヒュージャーの功績を鋭く個人的に理解している。ヒュージャーの20年近くに及ぶキャリアを幅広く概観した本書は、友人たちのポートレート、ランドマークとなるヌード、雰囲気のある風景、スティービー・ワンダーやペギー・リーらパフォーマーを写したポートレートなどの作品を含む、50枚の写真を収録。
    13,170円(税込14,487円)
  • 10145
    Erwin Blumenfeld: Tribulations of Erwin Blumenfeld, 1930-1950
    パリのユダヤ芸術歴史博物館で開催されたアーウィン・ブルーメンフェルドの展覧会に合わせて出版された展覧会カタログ。本展覧会では、ブレーメンフェルドの最も肥沃な時代に光を当て、これまでに展示されたことのないシリーズを公開。作家の芸術的なビジョンや、家族との生活など個人的な写真についても考察。ダダへの参加とパリのアヴァンギャルドへの介入を結び付け、「独裁者」と子牛の頭のシリーズは、ポートレイト、マイヨールの彫刻の作品、そして彼を人気の写真家にした女性の身体に関する実験へと関連付けられる。
    10,080円(税込11,088円)
  • 9645
    Davide Sorrenti: My Beutyfull Lyfe
    若き日のケイト・モスに代表される「ヘロイン・シック」を生みだしたファッション写真家ダヴィデ・ソレンティが撮影した1995年から1997年のファッション写真。クラシックなファッション写真の美学の中で働くことができたダヴィデの作品は、90年代の感性にもかかわらず驚くほど美しくエレガントなイメージで満ちている。しかし同時に、特にメンズウェアの撮影などでは、ストリートから一歩も外れることがなかった。本書はソレンティの主なファッション写真とともに雑誌の切り抜きやダヴィデ自身のノートも収録している。
    14,000円(税込15,400円)
  • 9723
    Kate Bellm: La Isla Mirage Edition No.1
    ヘンリック・プリエンヌが主催する『Mirage』より刊行されたイギリス出身のフォトグラファー、ケイト・ベルムの写真集。新しい場所を探索する喜びを描き出したいという願望からケイトはマヨルカ島ですぐに自分の居場所を見つけた。ケイトの作品は彼女の生き方の延長線上にある。水中の魔法を求めて娘たちとフリーダイビングをしたり、地上数百メートルの印象的な洞窟を目指して岩を登ったり、星降る夜に薪をくべたり。彼女は観察者ではなく彼女が撮影する自由奔放なシーンの一部であり、彼女が描く冒険のすべてに参加している。
    13,500円(税込14,850円)
  • 9829
    Campbell Addy: Feeling Seen
    写真界の新星キャンベル・アディのファッション写真、エディトリアル、アウトテイクなどを収めた初めてのモノグラフ。ケンダル・ジェンナー、FKAツイッグスらのポートレートから、タイム、ローリングストーン、ガレージなどのメジャー雑誌の表紙撮影まで、キャンベル・アディはまたたくまに彼の世代で最も依頼のある写真家の一人となった。英国版Vogue編集長エドワード・エニンフルの序文で始まる本書は、著名ファッション誌のための写真からオフショットのポートレートまで、アディの印象的な写真を幅広く紹介する。
    9,310円(税込10,241円)
  • 9832
    Pieter Hugo: Solus Vol.1
    南アフリカ出身の写真家ピーター・ヒューゴ(1976年生まれ)は、ロンドン、パリ、ニューヨーク、南アフリカなど様々な場所でストリートキャスティングされたモデルのポートレートを通じて、ファッション業界の美意識の変化が意味する価値観について考察する
    11,050円(税込12,155円)
  • 9886
    Sophie Calle: The Elevator Resides in 501
    オルセー美術館前身のかつてのホテル・ドルセーの廃墟の中で501号室を占拠して、お客の受付カード、古い電話、日記、などを撮り集めていたソフィー・カル。40年以上を経て同じ場所を再訪する機会を得たカルが、かつての写真や保管していた手紙、請求書、日用品などを再構成し、考古学者の文章を添えて、オルセーの亡霊を追い求め忘れ去られた過去をよみがえらせることを試みた作品。
    15,290円(税込16,819円)
  • 9477
    Michael Kenna: Northern England
    マイケル・ケンナがCovid-19 のパンデミック下で撮影旅行に行けなかった2020 年にアーカイブから見つけだした1983年から1986年の間にイングランド北部で撮影した作品群。「1980年代に私が撮影したものの多くはもはや存在せず、構造の一部を追跡することさえできません。私はそれらの場所への旅を、伝記のように曖昧な記憶の連なりを探る個人的な旅として回想します。私の故郷のこの特別な部分と今再びつながることに、とても満足しています。」(あとがきより)
    9,500円(税込10,450円)
  • 9539
    Marie Tomanova: New York, New York
    第一作めの写真集『Young American』(2019)が出版直後に完売したマリー・トマノヴァの2作目の写真集。キム・ゴードンによる序文入りでニューヨーク市の若者を捉える。ポートレートと風景を巧みに絡み合わせて、それぞれの重要性と意味を押し広げ再文脈化するなかで、人と場所のアイデンティティについての全景と、二元的なジェンダーモデルや時代遅れの美の定義から解放された説得力のある未来を示す。
    9,190円(税込10,109円)
  • 9540
    川田喜久治/ Kikuji Kawada: 地図(マケット) Chizu MAQUETTE EDITION
    日本写真史の金字塔として名高い川田喜久治の写真集『地図』の写真家自身の手製で作られた構想模型(マケット)の復刻。マケットは写真集とほぼ同じ作品が収録されているが、二分冊の装丁であり、サイズも出版本の2倍近くある。写真のページには、ごく薄い、複写用の印画紙が使われ、写真同士が貼り合わされている。出版本にある観音開きのページを開いていく形式とは異なり、どれも断ち切りの激しいイメージが連続して現れる。本書ではこの2冊本のマケットの精緻な復元と解説ブックレット1冊をスリップケースに収める。
    17,000円(税込18,700円)
  • 9562
    Luigi Ghirri: The Idea of Building
    イタリア人写真家のルイジ・ギッリの作品集。ニューヨークの「Matthew Marks Gallery」で2020年10月に開催された展覧会に伴い刊行。大型の豪華な本書は、実際の展覧会と同じ順序で全29作品を掲載する。収録されている写真作品の多くは実物大で印刷されている。また、これまでほとんど出版されたことがない、作者のスタジオから入手した関連イメージ20点を収録。観音開きのページに3点、ポスターサイズの4ページ分の折り込みページによって、本としてもオブジェとしても非常に特別なものとなっている。
    12,000円(税込13,200円)
  • 9612
    Nadine Ijewere: Our Own Selves
    ファッション雑誌ヴォーグの125年の歴史の中でその表紙を飾った最初の黒人女性写真家、ナディーン・イジャウェーのはじめてのモノグラフ。まばゆいばかりの色、夢のような背景、そして激しい視線はナディーン・イジャウェーの作品の特徴である。本書には、さまざまな世代のジャマイカ人を撮ったシリーズやラゴスの路上でジェンダーの規範に逆らう若者の写真に加え、ヴォーグのためのエディトリアルや、ステラ・マッカートニー、ディオール、ギャップ、エルメス、バレンチノのためのファッション写真を収録。
    9,260円(税込10,186円)
  • 9797
    Anna Atkins: Blue Prints
    アナ・アトキンス(1799-1871)は当時の最新技術であったシアノタイプを用いて、植物コレクションの写真集を制作した。アトキンスは藻類やシダといった被写体を自ら選び感光紙の上に置き1万枚を超えるフォトグラムを制作した。この技術を使った歴史上初の写真集に収録された、息をのむような美しさと独創性に富んだ画像は時に現代美術のようにも見える。
    3,370円(税込3,707円)
  • 9864
    Vanessa Winship: Snow
    イギリス出身の女性写真家ヴァネッサ・ウィンシップのモノグラフ。ある依頼をもとにスタートしたものの見つけたものへの興味はすぐに「物語」として考えられるものを凌駕してしまい、写真家は特定の風景、特に特定の季節に何度も足を運び、写真を撮った当初に感じた違和感の正体を突き止めようとした。自分はこの世界の他者に過ぎないということを最終的に認めつつも、場所とつながり、場所を理解しようとする作家の葛藤を体現した作品。
    7,000円(税込7,700円)
  • 9567
    Jim Jarmusch: Some Collages
    映画監督として名高いジム・ジャームッシュは長年にわたって制作してきたコラージュアート作品。ジャームッシュはノートカードサイズの紙にニュースプリントを繊細に重ねて作品を作り上げる。ドッペルゲンガーのアンディウォーホルは大型ハドロン衝突型加速器のように広大なトンネルでポーズをとり、パティ・ハーストの手配写真はエドワード朝の肖像画を横切って漂い、男性の証明書はコヨーテの頭で偽装される。ありふれたイメージでさえも面白くて怖くて奇妙な作品に再構成できることに気づかせる。
    7,600円(税込8,360円)
  • 9479
    Wim Wenders: Instant Stories
    映画監督としてはもちろんのこと写真家としても人気の高いヴィム・ヴェンダースは、これまで大判パノラマ写真の展覧会をパリ、ベルリン、シドニー、上海、モスクワ、ニューヨーク・・・と世界各都市で行ってきた。1970年代から現在に至るまでの、友人、俳優、個人的なヒーロー、オブジェ、場所、空間、旅する映画制作者の日常の状況などを捉えたポラロイド写真と、「写真メモ」とヴェンダースが呼ぶ自身のテキストや短いストーリーを収録。
    6,980円(税込7,678円)
  • 8948
    Stephen Shore: Transparencies: Small Camera Works 1971-1979
    アメリカ人フォトグラファー、スティーブン・ショア(Stephen Shore)の作品集。本書は、『Uncommon Places』制作時にコダクロームで撮影されていた作品シリーズのネガが見つかったことから、初めて写真集化されることになった。
    9,500円(税込10,450円)
  • 9425
    Stephen Shore: Steel Town(特別仕様・サイン本)
    アメリカ人フォトグラファー、スティーブン・ショアの作品集。産業が衰退し、後にラストベルトと呼ばれることになる米ニューヨーク州、ペンシルバニア州、オハイオ州東部一帯を作者が旅したのは1977年のことだった。工場が閉鎖されて職を失った製鉄労働者たちとの出会い、人気のない工場、さびれたバー、活気のない商店街など、突如として崩れ去った彼らの世界を作者は撮り、アメリカ中部の姿を描き出した。店先や家の内装、作者の 4x5 大判カメラの前に立つ人々の苦渋に満ちた表情には希望と絶望が見え隠れしている。
    9,500円(税込10,450円)
  • 9969
    Annie Leibovitz
    1970年代にローリングストーン誌での取材写真が注目され、その後ヴァニティ・フェアなどのファッション誌でコンセプチュアルな肖像写真を手掛けるようになった現代の最も重要な肖像写真家アニー・リーボヴィッツが、自らの40年以上のキャリアから選んだ写真を50x70cmの大型サイズにまとめた限定版書籍「Annie Leibovitz SUMO」の普及版。ジョン・レノンとオノ・ヨーコの結果的に最後の撮影となったアイコニックな写真などが収録されている。
    28,800円(税込31,680円)
  • 9657
    Robert Adams: American Silence
    ロバート・アダムスは50年にわたり人の心をつかんで離さない、挑発的で非常に影響力のある写真を制作してきた。それらの写真はアメリカの風景の素晴らしさと脆弱性、その固有の美しさ、そしてそれに対する私たちの対応の不十分さを示している。 本書にはアダムスの最も重要なプロジェクトからの175点の作品が掲載されており、郊外の無秩序な広がり、ストリップモール、高速道路、家、店舗、川や空、大草原、海の写真が含まれる。ロバート・アダムスの写真は、土地に与えられた荒廃を嘆きつつも、残されたものへの敬意を表する。
    12,240円(税込13,464円)
  • 9506
    Dennis Stock: California Trip
    1968年、マグナムフォトグラファーのデニス・ストックは、カリフォルニアの高速道路に沿って5週間のロードトリップを行い、カウンターカルチャーのヒッピーシーンを記録した。これらのモノクロ写真は、1970年に初版が発行されたCalifornia Tripのために編集され、数十年にわたって刺激を与え続けた自由恋愛主義の象徴となった。本書は1970年の出版以来初めて印刷され、当時の作品を忠実に複製したものである。
    6,500円(税込7,150円)
  • 9669
    Alec Soth: A Pound of Pictures
    アメリカの写真家、アレック・ソスの2018年から2021年にかけての新作。バードウォッチャー、避寒客、リンカーン大統領の胸像など幅広い被写体を描き出すなかで、体験を貼り付け結晶化する写真的欲求が反映されている。雑多なイメージからなるシーケンス全体を通して、図像学的なもの、過去の出来事を思い出させるもの、日々われわれを取り巻くイメージメーカーが繰り返し現れる。
    10,000円(税込11,000円)
  • 9559
    Warhol on Basquiat. The Iconic Relationship Told in Andy Warhol’s Words and Pictures
    アンディ・ウォーホル財団とジャン=ミシェル・バスキアが残した作品と共同で制作された本書は、今まで公開されていないウォーホルが撮影したバスキアの何百枚もの写真やウォーホルの日記、非常に珍しいアーカイブ資料やウォーホルとバスキアの共同制作した作品などを抜粋し、個人的、またアーティストとしての複雑な二人の関係を探る。
    9,340円(税込10,274円)
  • 9604
    Liberty Ross: Flipper's Roller Boogie Palace 1979-1981
    1979年から1981年の間のわずか2年間、「FLIPPER’S ROLLER BOOGIE PALACE」はロサンゼルスで最も人気のあるスポットのひとつだった。元々ボーリング場だったものをローラースケートリンクに改造し、ライブバンドや有名人のゲストを招いて一躍話題になり多くのセレブらが早朝からローラー・ディスコを楽しんだ。当時、営業許可を取得していなかったため1981年に地元当局によって閉鎖された。未公開写真、引退したフリッパーや常連客へのインタビューを収録。
    10,500円(税込11,550円)
  • 9661
    Femmes Photographes(Photo Poche 160-162)
    フランスの出版社Robert Delpireによって1982年に始まったPhoto Pocheシリーズとして、写真史全体の中から190人の女性写真家をセレクトして3巻のボックスセットに収めたもの。写真の選択はサラ・ムーンが行っている。ベラニス・アボット、ジュリア・マーガレット・キャメロン、ドロシア・ラング、ダイアン・アーバス、ヘレン・レヴィット、ヴィヴィアン・マイヤー、ソフィー・カル、リンケ・ダイクストラ、ナン・ゴールディン、石内都、サラ・ムーン、フランチェスカ・ウッドマン、他。
    8,700円(税込9,570円)
  • 9812
    Female View. Women Fashion Photographers from Modernity to the Digital Age
    ドイツの「Kunsthalle St. Annen, Lübeck」にて2022年春夏に開催される展覧会のカタログとして出版。多くの出版物や展覧会が主に女性の身体に対する男性の視線に焦点を当ててきた一方で、数多くの女性ファッション写真家が『ハーパーズ・バザー』や『ヴォーグ』といった影響力のある雑誌で活躍し、その時代のスタイルを形成してきた。本書は1940年代から今日に至るまでのイメージの変遷をたどる。
    10,180円(税込11,198円)
  • 9659
    Lucas Blalock: Figures
    精神の不快なひっかかりをを探るようなどことなくおかしい、ブラックユーモアを漂わせた写真を制作するアメリカ人アーティスト、ルーカス・ブラロックのアーティストブック。
    8,900円(税込9,790円)
  • 9476
    深瀬昌久/ Masahisa Fukase: サスケ(トートバッグ付き)
    生涯にわたり、猫を身近に愛しつづけた深瀬昌久。本書は、深瀬の猫写真の主人公 サスケと、その妹分モモエの写真を集成した決定版である。写真のセレクトから編集に至るまで新たに作り上げられた本書は、猫写真というジャンルを超え、深瀬の作品展開の中核を為すものとして「サスケ」を位置づけた。また、「サスケ」を通して探求した写真表現の数々──主客未分から得られる純粋経験や、視覚と触覚を掛け合わせた知覚──を解き明かす。深瀬昌久の作品世界への重要な視座となる写真集。
    5,000円(税込5,500円)
  • 9625
    Valerie Phillips: Ingrid's house
    ロンドン在住のアメリカ人フォトグラファー、ヴァレリー・フィリップスによる2021年新作ジン。素晴らしいヴィンテージコレクションであふれかえった親友イングリッドの家で、4人の個性的な女の子たちとペットやインテリアを撮り下ろす。
    2,800円(税込3,080円)
  • 9434
    石内都/ Miyako Ishiuchi: Moving Away(サイン本)
    写真家・石内都が2015年から2018年にかけてセルフポートレートとして撮影した自宅周辺やプライベートな日常空間の風景。ある朝、突然引越しを決意し、実際に引越すまでの3、4年のあいだに改修工事のために変わっていく風景の中に写真家の影や手や気配がそこはかとなく写し込まれる。
    3,500円(税込3,850円)
  • 9561
    Juergen Teller : Donkey Man and Other Stories
    現役写真家のなかでも最も影響力のある1人であるユルゲン・テラーの30年以上のファッション写真とエディトリアルを本人の注釈付きで収録したヴォリュームたっぷりの写真集。ケイト・モスからシャーロット・ランプリング、カート・コバーン、イヴ・サンローランまでその時代の重要なファッションブランドとセレブの画期的なエディトリアル写真を掲載。またコートニー・ラブ、シンディ・シャーマン、マーク・ジェイコブス、ビクトリア・ベッカム、ビョークらの有名なカットの未出版アウトテイクも収録されている。
    21,770円(税込23,947円)
  • 9655
    Ellen Von Unwerth: Fraulein
    10年間トップファッションモデルとして働いた後にフォトグラファーに転向しGUESSの広告キャンペーンにより時代を象徴する写真家となったエレン・フォン・アンワースの写真集。女性らしさ、キッチュなユーモア、退廃、ファンタージーが混ぜ合わさったエレン・フォン・アンワースならではの世界を楽しめる1冊。
    6,160円(税込6,776円)
  • m0644
    Purple #39: the NEW YORK issue (Natasha Lyonne in Valentino by Rebekah Cambell)
    ニューヨークをテーマに据えた2023年、春夏号。「今日、新しい世代のアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、ギャラリスト、ライターが、この街に旋風を巻き起こしています。ニューヨークは世界で最も物価の高い都市と言われていますが、それでもやっていこうと決意しています。彼らはマンハッタンやブルックリンからさらに遠く北部でスペースを見つけ、時には他の場所にまで出て行きながら、ニューヨークを考え、呼吸するスペースを見出します。」(オリビエ・ザーム)
    SOLD OUT
  • m0645
    Purple #39: the NEW YORK issue (Cosima Von Moreau in Vaquera by Guen Fiore)
    ニューヨークをテーマに据えた2023年、春夏号。「今日、新しい世代のアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、ギャラリスト、ライターが、この街に旋風を巻き起こしています。ニューヨークは世界で最も物価の高い都市と言われていますが、それでもやっていこうと決意しています。彼らはマンハッタンやブルックリンからさらに遠く北部でスペースを見つけ、時には他の場所にまで出て行きながら、ニューヨークを考え、呼吸するスペースを見出します。」(オリビエ・ザーム)
    SOLD OUT
  • 10182
    Dafy Hagai: Monaco
    ロンドンを拠点に活動するイスラエル人フォトグラファー、ダフィ・ハガイの作品集。本書で作者は、イスラエル地方のショッピングセンターに見られる田舎的な華やかさとファンタジーを心の拠り所としてインスピレーションを得ている。幼い頃大好きだった遊び場からモチーフを選び抜き、女らしさ、個性、大量消費主義、感情の関係性を観察しているのである。ハイブランドを相手に写真家として働いてきた自身の経験と、特定のスタイルというレンズを通して制作された作品に仕上がっている。
    SOLD OUT
  • 10177
    Gaetano Pesce: Come Stai?
    イタリア人アーティスト、ガエタノ・ペッシェの作品集。イタリアのファッションブランド「ボッテガ・ヴェネタ」の依頼を受け、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるマチュー・ブレイジーと共に2023春夏ミラノコレクションの空間設計のため作り上げたチェアの記録をまとめた、コレクター垂涎の一冊。本書の装丁には作品のデザインを元にイスの形を応用した変則的な形状を用い、椅子に使用した素材と同様にレジンとキャンバス生地を表紙に採用。彼の椅子と同様、同一の表紙を持った本は二冊と存在しない。
    SOLD OUT
  • 10136
    石川竜一/ Ryuichi Ishikawa: zk(サイン本)
    常に新たな表現の可能性に分け入る石川竜一の最新作「zk」は、石川が2014年に発表した「絶景のポリフォニー」を継ぐシリーズ。時間や場所を超えて徘徊し思考された、世界の流動する力と関係性を写し出す。自己のコントロールを超える自然やノイズの現れ。受け入れ難いものに向き合い思い知らされるところから、写真を通して、その構造や自身の輪郭を見出そうとする。バグを内包しながら接続する「zk」。メディアとしての写真を考え、デジタルの、人間の、いまの流れと自然の在り方を捉える。
    SOLD OUT
  • 9949
    Vivian Maier
    パリのリュクサンブール美術館で開催されたヴィヴィアン・マイヤー展(2021年9月から2022年1月)のために出版された写真集の英語版。マイヤーの全アーカイブを網羅し、セルフポートレート、ストリート、ポートレート、ジェスチャー、映画撮影、子供、カラーワーク、フォルムなどの章立てでテーマ別に構成されている。2009年に亡くなるまで無名の存在だったマイヤーは、現在では映画や書籍の題材となり、20世紀を代表するアメリカの写真家のひとりとして認められている。
    SOLD OUT
  • 10006
    Steven Klein
    超現実的でセクシャルなイメージで30年もの間、見る者を魅了し続けたスティーブン・クラインの初めてにして唯一のモノグラフ。ファッション業界で最も巧妙に挑発的なイメージを打ち出す写真家スティーブン・クラインは、今の時代の最もアイコニックなイメージを数多く生み出している。クラインの写真はフィクションと現実の境界を曖昧にし、彼の幻想的な世界の中にしか存在しない見事な絵画を生み出す。本書では、彼の贅沢で超現実的な作品を紹介し、スティーブン・クラインの特異なビジョンに光を当てている。
    SOLD OUT
  • 10051
    上田義彦: Mater
    自然、人、すべてを対等に捉え根源的な生命としての存在を表す、上田義彦の写真集。月の光のもとで撮影された滝や渓谷と女性の身体とが、一対として現れる。漆黒の闇の奥に見える水流、たゆたう身体。生命の源として在るそれらと呼びかわすように、タイトルはラテン語の「Māter」(マーター、母・源、の意)から採られた。1990年に撮影したアメリカインディアンの聖なる森「Quinault」2011年に屋久島の森を撮った「Materia」2017年の「林檎の木」に続くこのシリーズは、命の根源をたどる旅のなかにある。
    SOLD OUT
  • 10102
    Hisae Imai
    今井壽惠の1950年代からの伝説の名作を初集成。 1950年代にデビューし、「オフェリアその後」に代表される文学的な世界を構築し、その前衛的なイメージで注目を集めた今井壽惠。タクシー乗車中に衝突事故に遭い、一時的な失明の危機に晒されてからは、馬を被写体にした作品制作に移行し、その初期作品は次第に知る人ぞ知るという状況になっていた。本書では、抽象と具象が混じり合う造形を、当時まだ珍しかったカラー写真で表現した詩的な初期作品を中心に集成。傑出した写真家、今井の作品の源を初めて展開する。
    SOLD OUT
  • 10163
    Siegrun Appelt: Le Corbusier Ronchamp
    フランス・ロンシャンにあるル・コルビュジエのノートルダム・デュ・オー礼拝堂。最も有名な宗教建築で、ユネスコの世界遺産にも登録されており、著名な建築写真家を含む何百万人もの人々によって撮影されているこの建築を、まったく新しいアプローチで写した写真集。オーストリアの芸術家シエグラン・アペルトはこの建築の象徴的な構造を見るため、細部にまで徹底的に集中し、最高の感度と精度の構図を作り出す。彼女のイメージは、その場所の空間構造と線、コルビュジエの独創的な光の方向、そして表面と通路を強調する。
    SOLD OUT
  • 10142
    森山大道: Daido Silk (表紙 Black: Silkscreen was second to none.)(サイン本)
    これまで数多くの写真集を発表してきた森山大道にとっても初めての、全ページの写真がシルクスクリーン印刷の写真集。表紙の布装にも絹を使用し徹底的にシルクスクリーン印刷にこだわり抜いた町口覚の造本設計による本書は、2022年のPARIS PHOTOで審美眼を持つ欧州のコレクターを驚愕させた。
    SOLD OUT
  • 9840
    Robert Adams: Sea Stone
    ニュー・トポグラフィックスの旗手によるオレゴン・トレイルの大地と海をめぐる瞑想的な風景写真。ロバート・アダムスは『The New West』以来、50年以上にわたりアメリカを代表する現代写真家として活躍する。本書は彼が住むオレゴン州の海岸近くの風景に立ち戻り、太平洋とネハレム湾を隔てる約4マイルの砂地、海草、松林で撮影された写真を中心に紹介。
    SOLD OUT
  • 9799
    Joel Meyerowitz: Redheads
    ジョエル・マイエロヴィッツの代表的写真集『Redheads』の新版。1978年、8x10インチの大判カメラで初めてポートレートを撮影した夏、マイエロヴィッツは赤毛の人々を撮ることに惹かれるようになった。彼は何十年もの間、赤毛の人々の美的魅力、髪、そして肌のエキゾチックな模様に魅了され続けてきた。赤毛の人々は、国籍や宗教が異っていても、しばしば家族的な強い結びつきがあるように見える。1990年にオリジナルが出版され、高い評価を受けたこの傑作ポートレート集は、老若男女を問わず、すべての赤毛の人々を賞賛する。
    SOLD OUT
  • 9614
    Bruce Weber: The Golden Retriever Photographic Society
    50年間にわたりブルース・ウェーバーの想像力を引き立て、彼が作る広大な人生の物語の登場人物となってきたゴールデン・レトリバーの写真を集めた1冊。俳優やスポーツ選手の人間的なポートレート、強い感情や郷愁に満ちたファッション広告、エロティシズムとアメリカの風景への牧歌的な視線へのリリカルな賛辞など、ウェーバーはさまざまなイメージを持たれている。ゴールデン・レトリバーもその1つである。本書は人と動物の絆を讃え、ペットとのつながりがいかに創造性を刺激し、相棒意識をもたらし、豊かな喜びを育むかを明らかにする。
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  • 9523
    高橋恭司/ Kyoji Takahashi: Midnight Call
    写真家・高橋恭司の完全新作による写真集。高橋の作品は常に時代や風潮の喧騒の外側へと見るものを誘うオルタナティヴな魅力をまとい私たちの前に立ち現われてきた。本作は高橋が2019年の晩秋、初めて訪れたパリを中心にフランスで撮影した写真群を収録したもの。茫漠たる荒野からパリの細部へと視線を移した写真家がフィルムに収めた数々のシーンは、近現代史の傷を癒す暇もないほど短かった千年紀末を経てさらなる断絶が拡がった世界の断片である。
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