Dancehall. The Rise of Jamican Dancehall Culture
1980年代のジャマイカ・ダンスホールに関する決定版にドゥロ・オロヴによる新しい紹介文をつけた新版。音楽文化、ファッション、ライフスタイルにおいてこれまで見ることのできなかった時代を捉えてたベス・レッサーの写真は、当時の信じられないほど活気に満ちた音楽シーンにかつてなく近づき、ジャマイカ文化のこれまで隠されていた部分を知るユニークな手段となる。ダンスホールはジャマイカの音楽と文化の中心であり、1950年代のキングストンでのルーツから1980年代の全盛期まで、世界を征服し、アメリカ、イギリス、カナダ、日本、ヨーロッパ、そして世界各地へと広がっていった。
ダンスホールは音楽、ファッション、ドラッグ、銃、アート、コミュニティ、テクノロジーなどを包括するカルチャーである。今日の音楽やファッション・スタイルの多くは、ダンスホール文化にまで遡ることができ、現在もその影響を受け続けている。1950年代にキングストンのサウンドシステムから生まれたダンスホールは、1980年代に全盛期を迎えたが、ドラッグと銃の大量流入により、多くの人々にとって危険すぎるシーンとなった。ダンスホールは、レゲエに興味のある人にとって不可欠な参考書であり、ジャマイカの音楽、文化、政治的な生活についてのユニークな写真とテキストによる資料本でもある。1980年代初頭、ジャマイカが政治的暴力とギャングによる暴力の渦中にあった頃、ベス・レッサーは、他の誰も敢行したことのない場所に足を踏み入れた。ベス・レッサーの本には、ダンスホールのルーツから高みに至るまでの物語が綴られている。70年代後半から80年代前半にかけてジャマイカに住んでいた彼女は、キングストンのスラム街で生計を立てていたプロデューサー、シンガー、DJ、サウンドシステムなど、文化の爆発を写真に撮り、記録した。
p 30x30cmソフトカバー 2023 English
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。
