洋書写真集とアートブックの専門店

No. p2542
William Eggleston: Mystery of the Ordinary(古書)
0円(税込0円)

 
写真撮影が始まった当初、空は常に灰色で、芸術写真もフォトジャーナリズムも長い間白黒が主流だった。1935年に初の汎用カラースライドフィルムが発売されたものの、それは広告の世界だけのもので、1980年代後半になっても、商業的で低俗で芸術的でないと見なされていた。にもかかわらず、1960年代から、より多くの写真家がこの媒体の新しい創造的な可能性を発見し始めた。50年以上のキャリアを持つウィリアム・エグルストンは、このパラダイムシフトに大きく貢献しただけでなく、その後の多くの世代にも顕著な影響を与えた。ソール・ライター、エヴリン・ホーファー、スティーヴン・ショアらとともに、エグルストンは、色彩の持つ独特の力、そして日常に挑戦し続ける写真を創り出すユニークな能力を認識した最初の写真家の一人である。特に色は人間の知覚に不可欠なものであるため、エグルストンは身の回りのものを何度も何度も調査した。まるで、冷凍庫の中身や食堂のカウンターに置かれたケチャップボトル、そして彼の写真の多くにまるで偶然のように登場する銃に何らかの疑いを抱いているかのように。本書は、テーマや型破りなトリミングの発見と探求を見せる1950年代後半の初期のモノクロ作品から、最も象徴的なカラー写真まで、エグルストンの進化と遺産を余すところなく捉えている。(publisher's description)2023年にC/O Berlinで開催された展覧会に際して出版。208p 30x24cm ハードカバー・クロス装 2023 English *美本

掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。

こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。