Ninagawa, Mika 蜷川実花

1972年、東京生まれ。父は演出家の蜷川幸雄。20代前半の頃より本格的に写真を始め、1996年にキヤノン写真新世紀優秀賞、2001年にHIROMIX、長嶋有里枝とともに木村伊兵衛写真賞受賞。当時のガーリーフォト・ブームの一角を担う。花や蝶、金魚などのモチーフを極彩色ともいえる鮮やかな色彩で表現する作風は若い女性を中心とした多くのファンを持つ。2000年代後半以降は映画監督としても活躍。（SH）

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日本写真史 1945-2017 : ヨーロッパからみた「日本の写真」の多様性
細江英公や奈良原一高をはじめとした6人による「VIVO」の結成や、中平卓馬らによる『プロヴォーク』の創刊、そして「ガーリーフォト」の到来と、時代とともに変遷し発展した日本の写真史を海外の専門家はどのように捉え評価するのか。
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蜷川実花/ Mika Ninagawa： Self-Image(サイン本)
蜷川実花が長年に渡って撮り続けてきたセルフポートレート＆ヌード。20代前半の頃の作品から近作まで。白黒のセルフイメージの間にはカラーの作品が挟まれ、ジュエリービーンのように可愛く鮮やかなニナミカとは異なるもうひとつの世界が展開される。
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蜷川実花/ Mika Ninagawa：Self-image
鮮烈な極彩色の写真で知られる蜷川実花は、その鮮烈な「蜷川カラー」でアイドルやモデル、花々の輝きを捉えた作品が人気を博す一方で、華やかさや幸福感と隣り合わせにある歪みや澱み、衰退の影や死の気配が写り込む作品も制作してきた。本書では、身の回りの闇や影の部分に目を向けた『noir』、川面に散る桜を一心不乱に収めた『PLANT A TREE』、キャリアの初期から断続的に撮影してきたセルフポートレート『Self-image』、さらに未発表作品を収録。
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