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荒木経惟/ Nobuyoshi Araki: 恋夢 愛無
愛妻・陽子の死、また自身に降りかかった度重なる病魔や、年月を重ねる中で心身に表れる老いまでもを作品として結実させる写真家、荒木経惟。まるで残された時間を惜しむかのように国内外各地で開催した個展は2017年だけで合計20あまりにもなり、そこに展示した自らの作品から「死から生に向かう」よう励まされ精力的に制作を続けるという。「究極の写真はモノクローム」と断言し、あくまでもフィルムでの撮影を基本とする荒木が中判モノクロームフィルムで撮影した最新作。
3,300円(税込3,630円)