世界的にもっとも人気の高い風景写真家の一人マイケル・ケンナが、2019年に一部焼失したノートルダム大聖堂へオマージュを捧げたオリジナルプリント付き写真集。
「暗くて神聖な境内に入った瞬間から、私はノートルダムドパリ（パリの聖母）に恋をしました。私はその建築と美の壮大さに畏怖の念に打たれ目を見開いて歩き回りました。私はその雰囲気、ほのかな香の香り、それぞれの方法で驚きの体験をした他の人々のささやきを吸い込みました。私はろうそくに火をつけ、祭壇の前に座って静かに祈り、静けさと瞑想的な雰囲気を味わいました。私は晩課のために練習する合唱団を聞きました。これは1972年の初めてのパリ訪問でした…
ノートルダムへの私の愛情は長年にわたって強まっています。パリに到着するのは早朝が多く時差ぼけになるので、到着時にセーヌ川に沿ってシテ島とノートルダムまでを散歩する儀式を楽しみます。そこではちょっとした孤独な時間を過ごすことができます。もちろん私は決して一人ではありません。ノートルダムは非常に重要な宗教的、国家的、文化的記念碑であり、年間1200万人以上が訪れます。幸いなことに静かな席を見つけてこの魅力的な空間にまたつながることが常に可能です。ノートルダムは私の想像力を捕らえ刺激し続けています。
2019年4月15日月曜日、世界中の数え切れないほどの人々とともに、私はノートルダムの燃焼に関するメディアの報道を見てショックを受け、悲しくなりました。 8世紀以上の歴史、記憶、神秘に満ちたこの建築の驚異が数時間で破壊されることは想像を絶するようでした。けれどこの壊滅的な火災は私たちの目の前で起こっていました。火事の数日後、私に多くのことを与えてくれたこの最も愛されている場所への個人的なおマージュを探すために私のネガのアーカイブを調べました。この本の14枚の写真（その多くは初めてプリントしたばかりのものです）は、40年以上にわたってパリをさまよい歩くなかで作成されました。
ノートルダムがすぐに修復されますように。 みんなあなたに会いたがっている。 私もです。」（マイケル・ケンナによる序文より）
500部限定 サイン入りオリジナルプリント（5x7インチ）16p 22x16cm 14photo ハードカバー 2020 English
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