ニューヨークを拠点に活動しフォトプロジェクト「Young American」やファッションストアとのコラボレーションで注目を集める写真家、マリー・トマノヴァの写真集。ジェンダーや美しさに対する古い基準からの解放を捉える作品。
ライアン・マッギンレーによる序文をつけたマリー・トマノヴァの第一作めの写真集『Young American』(2019)は出版直後に完売。アート雑誌やファッション雑誌は熱狂に満ちた。トマノヴァは今回、美術史家のトーマス・ビーチデルとともに、キム・ゴードンによる序文入りでニューヨーク市の若者を捉えた第２弾の写真集をうちだす。彼女はポートレートと風景を巧みに絡み合わせて、それぞれの重要性と意味を押し広げ再文脈化する。トマノヴァは人と場所のアイデンティティについての強力で重要な全景と、二元的なジェンダーモデルや時代遅れの美の定義から解放された説得力のある未来を示す。(publisher's description) 176p 25x27cm ハードカバー 2021 English
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