２０世紀の偉大なイメージメーカー、ウィリアム・クラインが生前最後に完成させた回顧作品集。クライン自身が監修し、250点を超える図版を収録した本書は、クラインの妥協のない創造的な生涯を振り返り、写真、アート、デザイン、映画製作の世界に対する彼の多作で絶え間なく革新的な仕事を紹介。ニューヨークの国際写真センター（International Center of Photography）で2022年に開催された大規模な回顧展に関連して発行された本書は、クラインのキャリアを包括的に捉えている。すべてのルールと慣習を破った写真家として最も知られるクラインだが、本書は彼の作品の全範囲に焦点をあてており、その範囲は抽象絵画から正真正銘のストリート写真や写真集、ブックデザインやグラフィックデザイン、ダイナミックで風刺的な映画製作への取り組みにまで及ぶ。写真関連のキュレーター、ライターであるデヴィッド・カンパニーが年代順のテキストを寄せ、新しい世代へウィリアム・クラインを紹介する内容であると同時に、ウィリアム・クラインをすでによく知る人々へも新鮮な知見を提供する一冊。384p 33x25cm ハードカバー 2023 English
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