ルース・オーキン（1921-85）は常に映画監督になることを夢見ていた。その野望は彼女のキャリアの後半になるまで阻まれたものの、彼女は映像の世界と関わる他の方法をすぐに見つけた。10歳のときに初めてカメラを手にした彼女は、17歳のときにはロサンゼルスからニューヨークまで自転車でアメリカを横断し、その旅を注釈入りの写真アルバムに記録した。1940年代初頭にはニューヨークに居を構え、フォト・リーグに参加、『ライフ』『ルック』『This Week』などの主要雑誌のフォト・ストーリーで名を馳せた。有名人のポートレートからアパートの窓からの鳥瞰図、遊んでいる子どもたちからイタリアでのアメリカ人旅行者の体験まで、オーキンの写真は常に映画的な時間の流れを感じさせ、被写体の人間性とカリスマ性を輝かせている。（publisher's description）144p 19x13cm 74photoソフトカバー 2024 English
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