マイケル・ウルフ没後5年を記念して出版された、自身で手掛けた最後の写真集。さまざまな受賞歴を持つドイツ人写真家マイケル・ウルフ(1954-2019)はカナダ、ヨーロッパ、アメリカで育った。1994年に香港に移住し「シュテルン」誌の契約カメラマンとして8年間働く。ウルフの仕事の中心は、巨大都市での生活を撮影することだった。彼のプロジェクトの多くは大都市の建築や大衆文化を撮影したもので、本書も例外ではない。本書には、活気あふれるグローバル都市、香港を写した見事な写真シリーズが収められている。ウルフの写真は、アルパイス・デュボア(1973年)の辛辣で曖昧なドローイングとの対話の中で掲載されている。ウルフの一連のイメージとの強い関わりをもとに、彼女は大都会での生活を特徴づける気づかない瞬間や出来事について考察している。写真とドローイングの間の視覚的な交流は、デュボワが2014年、香港に数週間滞在し、2人が一緒に、あるいは個々にこの都市を観察するなかで形づくられた。160p 25x19cmハードカバー 2024 English
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