現代美術家・杉本博司が20年以上構想し、2017年に開館した「小田原文化財団江之浦測候所」。本施設は、杉本が設立した小田原文化財団の拠点として、古今の日本の文化を融合し、時代を超越する芸術と建築の複合施設として誕生しました。相模湾を見渡す丘陵地に佇む江之浦測候所は、日本から世界へ向けて芸術と文化を発信し、人類とアートの原点へ立ち戻る場として設計されている。施設内には、全長100メートルのギャラリー、野外の石舞台や光学硝子舞台、再現された16世紀の茶室、移築された室町時代の明月門などが点在し、訪れる人々に壮大な眺望と時間を超えた体験を提供する。本書は、ここでの多岐にわたるプロジェクトの軌跡を記録した一冊。四季折々、そして刻々と移ろう光と影を捉えた写真の数々は、杉本の創作活動の集大成ともいえる総合芸術作品に秘められた創造のビジョンを鮮やかに映し出している。(publisher's description) 224p B5変形 ハードカバー 2025
*11月中旬入荷予定。
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