ゲティ美術館、ヴィンタートゥアー美術館他に作品が収蔵されている原美樹子の『hysteric 13: Hara Mikiko』(2005年)に続いて2冊目の写真集。1930年代製のドイツ製のカメラ「イコンタ(Ikonta)」でノー・ファインダーで撮影された作品は、街角で一瞬すれ違った人々の何気ない姿、出かけた場所で目の前をかすめては消えていく風景や事物をとらえている。
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小野は一環して、自ら被写体を選ぶことはせず、被写体募集の呼びかけに応募してきたすべての高校生のいる土地へ赴き、彼らの存在とその場所をカメラに収めた。この高校生たちのポートレートには、「ひとりひとり」の取り替えようのない固有性とともに、はからずも彼らが生きている場所と時代が刻み込まれている。 ・帯コメントは『桐島、部活やめるってよ』の小説家・朝井リョウ。気鋭の評論家・宇野常寛による論考も収録。
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大きな話題を集めた前作『やっぱ月帰るわ、私。』から4年、インベカヲリ★はHPに応募してくる女性たちとポートレートの撮影を続けた。人と人、人と社会の関わりのなかで生じる揺れや問いや矛盾を抱いて、女性たちはインベの前に現れる。たとえマイナス面であってもそれを表現したいと願うそれぞれの女性の姿が、話し合いを重ねて生み出されたイメージとなり、写真の中に、そして言葉の中に立ち現れる。
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ポルトガル出身で英国在住の写真家エドガー・マルテンスによる、山火事、夜のビーチ、空港、アイスランドの険しい地形といったランドスケープをとらえた写真集。既視感のある場所を巧みな構図と色彩で鮮やかに切り取った美しい一連の写真。そこには火事や事故を思い起こすような不穏なイメージが繰り返されている。ページをめくるごとに、まるで見知らぬ惑星を見ているような疎外感を伴いながら、風景への幻想を静かに揺さぶる一冊。
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