杉本博司は1974年、ニューヨークのアメリカ自然史博物館のジオラマを発見した際に、最初の写真シリーズを制作した。セットの人工的な作りに衝撃を受け、写真という、常に現実の厳しさを伴う装置を通すことで、より説得力のある幻想を生み出せることに気づいた。本書は、杉本のキャリアを切り開いたこの代表的シリーズの全作品を初めて収録し、さらに2012年の新作約10点を加えて構成されている。
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産業形態の変化により失われつつある肉体労働者の姿に焦点をあてセバスチャン・サルガドが世界各地で撮った入念のシリーズ。ルワンダの茶摘み、インドのダム建設者、フランス、ウクライナの鉄鋼労働者、ブラジルでのサトウキビ収穫労働者」、ロシアや中国で組み立てラインの労働者、インドネシアの硫黄鉱山労働者など過酷な条件の下で働く労働者の尊厳込めたポートレート。
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アメリカの写真家、アリ・マルコポロスの写真集。本書は、1987年に出版されたアリの1st写真集の増補版で、2017年に発行された。彼は街を歩き、他人に写真を撮らせてもらえないかと声をかけた。アーティスト達に会うためにニューヨーク中のギャラリーのオープニングに出かけていき、彼らを各々のスタジオで撮影した。
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ヨルゴス・ランティモス監督の映画「哀れなるものたち」の写真集。ギリシャとアイスランドを拠点とする出版社による本書はブックデザインも自社によるもの。表紙クロスにシルクスクリーンを施した糸かがり綴じ製本で、効果的な観音開きのページ、さまざまな紙の種類やサイズを組み合わせたブックデザインは、映画同様に没入感のある1冊に仕上がっている。
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フランス発のファッション・カルチャー誌『PURPLE』の2024-25年秋冬号。マーク・ボスウィックによるコムデギャルソン、ホンマタカシによるフェンディ、オラ・リンダルによるヨージヤマモト、ユルゲン・テラーによるバレンシアガなどのファッション・エディトリアルに加えて、パティ・スミスやデヴィッド・リンチへのインタビュー記事も。別冊付録としてエリザベス・グラスナーの絵画作品とマルセイユにあるでの写真を組み合わせた、184ページのpurple residence #2付き。
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ホンマタカシが1999年より続ける、東京の風景と、そこに暮らすひとりの少女の成長を記録したシリーズ。2006年のオリジナル版に新たな写真が加えた完全版。新宿新都心の風景、ひと気のない六本木ヒルズ、CDやフィギュアが置かれた窓辺。カメラを見つめる少女は、車の窓から自意識を感じさせない顔を覗かせたり、ピンク色のカメラを写真家に向けたり、クリスマスツリーの飾り付けをしたり、学生服に包まれほんの少し緊張した視線を投げかけていたり。日々変わりゆく風景と成長する少女との距離感の微細な変化を繊細な眼差しで切り取る。
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写真家、ホンマタカシが富士山というアイコニックな被写体を中心に制作した一作。作者は、浮世絵の木版画における伝統を参照し、写真という媒体に対して本質的なアプローチで本作に取り組んでいる。本作では、日本で、そして世界で最も象徴的かつ広く知られたシンボルのひとつである富士山に迫る。葛飾北斎の有名な浮世絵の木版画シリーズ「富嶽三十六景」をタイトルとして掲げ、母国の表現と描写の伝統を喚起させながらも、心を揺さぶるほどに被写体との新たな出会いも同時に描く。
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