色面で構成された抽象画で有名な現代美術家エルズワース・ケリーによる魅力的な写真作品。エルズワース・ケリーは「自分が見てきたもの、描いてきたものを記録する」ために1950年より借りもののライカを使って写真を撮り始める。それは絵画作品や彫刻の制作過程の一部ではなく純粋な視覚世界の記録であり、植物や積み上げられたレンガといったものが可能にする画面構成に彼が夢中になったことがわかる。1960年代にはケリーは自分自身のカメラを買ってロングアイランドのバーン(小屋)を撮るようになり、以降主に1970年代から最期まで生活したフランスとニューヨークで、窓や屋根、それらが落とす影などを撮影する。光と影が作り出すシャープな構成はエルズワース・ケリーの抽象ペインティングを思わせる。92p 27x24cm 42photos ハードカバー 2016 English
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