モノクロの「須田調」として知られる写真家・須田一政は、1980年代になると、中判カメラを使用して本格的なカラー作品へと取り組んでいた。1983年から1984年にかけて『日本カメラ」に掲載された作品「日常の断片」をはじめ、事件の残滓としての「場」を撮影した『SPOT』など、約150点のカラー作品による集大成。
――過去が目の前に存在しないように、日常には実体がない。
――私が連綿と続けているのは、獲得する術もないものひとつひとつに爪を立てているような行為である。(著者・あとがきより) (publisher’s description)128p 31x22cm ハードカバー 2018
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