アメリカ人フォトグラファー、マーク・シュタインメッツの作品集。ひと夏の間家を離れ、サマーキャンプで過ごす若者たちの心情に迫った一作。92p 30x27cm ハードカバー 2019 English
「これまで私はリトルリーグの野球(『THE PLAYERS』2015, NAZRAELI PRESS)と、サマーキャンプという二つのプロジェクトに集中してきました。春から夏にかけて毎年この二つのプロジェクトに取り組んできましたが、変わることもあれば変わらないこともありました。サマーキャンプといえば寝袋、小屋、キャンプファイヤーがつきものですが、これらは1990年でも1965年でもほとんど変わりありません。参加者の年齢も魅かれる点です。11歳ごろに一気に大人っぽく成熟する時期があるようです。小さな子どもが笑ったり泣いたりしても、それほど心に響くものはありませんが、8歳から12歳くらいまでの少年少女がこのような感情を露わにする時は、痛切な感覚が伴います。彼らが大人になると、これは別物になってしまします。この本に収められた写真の多くは、『特定の状況に置かれた子ども』であることの辛さがテーマになっています。例えば、キャンプ中仲が悪くいがみ合っていた女の子たちが別れる時の写真があるのですが、彼女達の間に育まれた深い愛情が迸っているのが見えます。それは強烈といっても良いほどです…」
―マーク・シュタインメッツ(Huck Mag誌のインタビューより抜粋)
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