戦後ドイツを代表するアーティスト、ヨーゼフ・ボイスが制作したポスター及びボイスの指導下で作成されたポスター作品を完全収録。ヨーゼフ・ボイスのポスターから彼の思想を探った。
ドイツの最も重要な戦後の芸術家の一人であるヨーゼフ・ボイスは、絵画、パフォーマンスアート、アクティヴィズム、教育で知られており、若い芸術家の世代に影響を与え、芸術とは何かという概念を拡大した。彼の芸術には西洋文化をより平和で民主的で創造的な場所に変えるという野心的な目標があった。彼はまた、誰もが芸術家であると考えており、芸術と人生を別々に見るべきではないと考えた。本書は彼の全作品のなかから前衛芸術家のすべてのポスターをまとめている。彼の初期のポスターはしばしば彼自身のパフォーマンスアート展の告知であったが、後のポスターは彼が創設メンバーであったドイツの緑の党に対するものなど、彼の哲学的・政治的意見を表現した。本書ではフルページでボイスの最も重要なポスターを収録するとともに、ボイスの影響についてのエッセイ、広範な伝記、ボイスの指導の下で作成されたすべてのポスターの完全カタログを収録。ボイス独自のグラフィックデザイン・スタイルを採用したポスター以上に彼の信念を表現するメディアはない。(publiser's description)
208p 30x24cm ハードカバー 2021 English
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