カルバン・クライン、ヴェルサーチ、ラルフ・ローレン、アバクロンビー&フィッチなどのファッションハウスのパブリックイメージを作り上げ、最高クラス雑誌への寄稿者としても大きな存在感をもつフォトグラファー、ブルース・ウェーバーが、お気に入りの撮影対象であり個人的な思い入れを持って撮影してきた「犬」の写真のコレクション。
犬の写真はいつもブルース・ウェーバーの傍らにあった。アーティスト、俳優、スポーツ選手の人間的なポートレート、強い感情や不遜、郷愁に満ちたファッション広告、エロティシズムとアメリカの風景への牧歌的な視線へのリリカルな賛辞など、写真家であり映画製作者でもあるブルース・ウェーバーはさまざまなイメージを持たれている。ゴールデン・レトリバーもその1つである。ごく初期のうちからウェーバーは、彼のファッションキャンペーンや有名雑誌、個人的なスクラップブックでお馴染みの人懐こい犬の群れを旅に連れていた。本書はウェーバーの全キャリアに渡るこれらの写真を集めたもので、彼曰く最もパーソナルなものとなる。ウェーバーは「私はときどき人から"次の人生ではあなたの犬の一匹として戻ってきたい"と言われる」と本書の冒頭で述べている。ページをめくるとその感傷的な気持ちがわかる。 これらのゴールデン・レトリバーは50年間にわたりウェーバーの想像力を引き立て、妻のナンブッシュと彼が作る広大な人生の物語の登場人物となってきた。本書は人と動物の絆を讃え、ペットとのつながりがいかに創造性を刺激し、相棒意識をもたらし、豊かな喜びを育むかを明らかにする。520p 36x28cm ハードカバー・スリップケース入り 2021 Eng/ Fre/Ger
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