柴田敏雄が20年間白黒写真に取り組んだ後に新しいテクニックを試しカラー写真に移行しつつあった2000年から2004年に、日本とアメリカで制作したシリーズ。本作において柴田はポラロイドType55を使用し、画像拡大できるリカバリー・ネガとともに白黒ポジフィルムを用いた。現代世界の特徴づけるものであり長期間にわたって変化しないインフラストラクチャーは、1980年代初めの写真家としての初期の時期から柴田の中心的な主題だった。本シリーズのタイトルは、自然界と人工世界の交差点と、Type55フィルムによってイメージの周りに作成された境界線の両方を連想させる。柴田は、最初にいくつか試したのちこれらの境界をシリーズのイメージに統合することを決める。それにより作品は自然の要素とコンクリートを混ぜ合わせた風景との対話に入ったように見えた。大部分が初公開となる34点の白黒作品を収録。72p 32x25cm 34photo ソフトカバー 2021
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