「アウトサイダー」と見なされる人々のポートレート写真で批判されると同時に賞賛され、アメリカの戦後写真の重要な人物であるダイアン・アーバスの作品は、彼女のテーマや実践に関するさまざまな意見を集め続けている。批評家やライターは、彼女の作品を「邪悪」で「ぞっとする」一方で「啓示的」「誠実」「思いやり」と表現してきた。アーバス自身の声明がない中、芸術批評と文化的変化が彼女の作品に起因する言語を形作っている。主要な展覧会やアーバスの生涯における重要な出来事、そして彼女の実践とテーマに焦点を当てた11のセクションで構成された本書は、あらゆる人々のアーカイブによる記事やエッセイの70もの複写を掲載し、ダイアン・アーバスに関する言説をたどり彼女の偉業を文脈化する。本書はまた、600を超えるエントリの注釈付き参考文献と包括的な展覧会歴を収録し、写真家、研究者、美術史家、美術評論家、美術批評の学生や関心のある読者にとって重要な情報源として役立つ一冊となっている。496p 28x22cm ハードカバー 2022 English
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