アナログカラー写真の天才、エルンスト・ハースによるアメリカ西部の印象的なカラー作品を集めた写真集。208p 29x24cm ハードカバー 2022 English
ライフ誌初のオールカラー写真エッセイを手がけた写真家エルンスト・ハースは、コダクロームフィルムをいち早く採用することで歴史に名を刻んだ。オーストリア出身のハースは、1951年に渡米したとき、すでにモノクロ写真家としての地位を確立していた。しかしマグナムのメンバーとして、アメリカの地理的、文化的風景を捉えるのに最適なメディアである色彩豊かな写真でこのジャンルを変革した。砂漠の嵐、ルート66のガソリンスタンド、ラスベガスのネオン、なだらかな草原、荒廃した農場、小さな町のパレード、街の歩道など、ハースの完璧な構図の写真には、詩、パターン、光に満ちた独特の絵画的言語が含まれる。同時に彼の写真は、対象が地方の貧困であれ、あるいは郊外の快適さ、アメリカ西部の神話であろうと、ジャーナリストの視点を伝える。この驚くべき写真集は、痛切に遠く、かつ安心させるほど身近に感じられるアメリカのビジョンを提供する。(publisher's description)
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