1965年春の北米ツアー中のローリング・ストーンズを何者かが撮影したスナップ写真。時代の雰囲気と若く無防備なストーンズの素顔が伝わる魅力的なフォトブック。
ローリング・ストーンズが1965年にジョージア州サバンナとフロリダ州クリアウォーターをツアーした際のスナップ写真を収録。ツアーから約50年後、ミュージシャンでアート・コレクターのローレン・ホワイトが南カリフォルニアのフリーマーケットで無記名の箱の中から発見したこれらの貴重な写真は、ミック・ジャガー、ブライアン・ジョーンズ、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、そして結成メンバーでロード・マネージャーのイアン・スチュワートが、世界的スーパースターへの瀬戸際にあったバンドを、リラックスして無防備に撮影したもの。1965年春の北米ツアー中、若いバンドはサード・アルバム『ザ・ローリング・ストーンズ、ナウ！』を引っ提げてYMCAの講堂や大学の体育館で演奏していたが、当時イギリスから台頭してきた他の数多くのバンドとは一線を画そうとしていた。ロサンゼルスのディレッタント・ギャラリーは、発見後初めてこの写真を公開したが、多くの報道陣が注目するにもかかわらず、この驚くべき写真を撮影した写真家はいまだに明らかになっていない。キース・リチャーズは23枚の写真のうち1枚にしか写っていないことから、キース・リチャーズではないかと推測する人もいる。ホワイトは自分でも疑問を持っている。 「私の女の直感では、犯人は女の子だと思う。写真を見ると、彼らはとても無防備に見える......男ではあのような表情を呼び起こすことはできないと思う」 この写真の数々は、貴重な発見であり、ロックンロール史のスリリングな一部であると同時に、まもなく象徴的な存在となる5人の顔を、親密かつ新鮮に映し出している。（publisher's description)
64p 16.5x21cm 28photo ハードカバー 2014 English
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