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No. 10458
大竹昭子: 迷走写真館へようこそ
1,800円(税込1,980円)

 
見ることの可能性とともに、写真の根源が光りだす、かつてない写真エッセイ。独自の視点で、写真についての著作も話題を呼ぶ大竹昭子の最新刊。「一枚の写真を見るとは、どんなことなんだろう?」── 36名の写真作品が飾られた「迷走写真館」を通して、見ることの可能性を自在に掘り下げる。写真作品には作家名が付されておらず、写真そのものをつぶさに眺め、大いに想像し、言葉を紡ぎだす......写真はどこまでも視覚の、そして思索の探検へと誘ってくれる。「撮り手から引き離されて野に放たれた写真が導き出す言葉の多様さ、奥深さ、こまやかさ。写真の真価をそこに求めてみたいのです。」(文中より)巻末に36名の写真家の作家略歴付。

<迷走写真館 出展 作家> 荒木経惟、 池本喜巳、 井津建郎、井上孝治、 猪瀬光、 植田正治、 小栗昌子、 尾仲浩二、小畑雄嗣、 川口和之、 鬼海弘雄、 菊池東太、 笹本恒子、 佐藤時啓、 沢渡朔、 須田一政、 武田花、 田中長徳、 土田ヒロミ、 中藤毅彦、 楢橋朝子、 西村多美子、 花代、 深瀬昌久、普後均、 宮嶋康彦、 村越としや、 元田敬三、 本橋成一、 本山周平、 森山大道、 山縣勉、 山田脩二、 ロベール・ドアノー、 渡辺克巳、 渡辺眸
168p 19x13cm ソフトカバー 2023 Japanese

[大竹昭子(Akiko Otake)]
1950年東京生まれ。 文筆家。1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめ、 ジャンルを横断して執筆。著書に『図鑑少年』『間取りと妄想』『須賀敦子 の旅路』『いつもだれかが見ている』など多数。独自の視点で写真について執筆する機会も多い。 写真関係の著書に『眼の狩人』『彼らが写真を手にした切実さを』 『NY 1980』 『この写真がすごい』 『出来事と写真』(共著)など。個人で 随想と対談のシリーズ「カタリココ文庫」の出版もしている。

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