No. 10532
Evgenia Arbugaeva: Hyperborea Stories from the Arctic
本書は写真家エフゲニア・アルブガエヴァが、ヤクーチア共和国のラプテフ海沿岸の町ティクシで育った頃に知っていた、シベリア北極圏の生活の忘れがたい視覚的物語を紹介する。彼女の作品は、この土地とそこに住む人々の儚さと美しい荒涼の両方を示しており、きっちりと構成された写真は豊かな別世界の色彩に輝き、気候の生の活気に満ち、人里離れた極限の中で育まれた生活の静かな激しさを表現する。この美しく作られた写真集には、アルブガエヴァのシリーズ全作品と、ロシア北極海岸を横断しこの人里離れた人を寄せ付けない場所に住む人々とつながるための広範囲な旅から選ばれた写真が、10年間の作品として収められている。彼女が長期滞在から持ち帰った写真からは、人間と自然、空と大地など、すべてがつながっているような世界が伝わってくる。深い孤独とゆったりとした生活のペースという要素空間。彼女のイメージは、多くの人々にとって憧れと想像の場所でありながら、多くの環境変化によって今や存続の危機に瀕しているこの領土について、私たちを熟考するよう誘う。ピアーズ・ヴィテブスキーによる序文、写真を補足するアルブガエヴァによる4つのテキスト、そしてアルブガエヴァの作品撮影地を知ることができる特別な地図が収録された本書は、すべての写真集ファンにとっての未来のコレクターズ・アイテムであり、写真界における特別な才能を世界中の読者に紹介するものである。(publisher's description) 112p 21x28cm 45photoハードカバー 2023 Eng/Ger
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