出版レーベル < Mēdeia2.0 > は、突き刺した真実だけではなく、思考と感情の“余白”にフォーカスする。第4号は写真家、小松浩子の作品集。写真が持つ物質性を重視したインスタレーション作品を展開する彼女は、連続する写真を通して「死」という概念的なテーマを取り上げる。廃墟や捨てられた道具たち、放置された建材。そして穏やかに吹く風。「誕生には希望が、死には静寂が伴い美しくすらあるが、誕生と死の間には荒廃があらわれる。」(本文より)人間に忘れられたまま静かに延命する物質たちは、写真という媒体のなかでゆるやかに「死」へ向かい始める。(publisher's description)300部限定 34p 27x18cm 17photo ソフトカバー 2023 English
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