1988年の創刊以来、ロンドンのジュリアン・ローゼンスタインがその年のテーマを決めて世界中の幅広い年代の作家やアーティストの作品をキュレーションして編集を続けるレッドストーン・ダイアリーの2025年版。今回は「幸福の瞬間」をテーマに古今東西のアーティストや作家から集められた写真、絵画、詩が1年間のダイアリーを彩る。160p 25x17cm スパイラル綴 2024 Eng/Fre/Ger/Spa
*当店オリジナルのラッピング付き。
哲学者たちは、人生は幸福の追求に費やすべきだと言う。どうあるべきか、何をしてはいけないか、改善策、幸福のマントラ、自分にも他人にも親切であること、などなど。けれどエミリー・デュ・シャトレが指摘するように、そのような充足感はつかみどころがない。どんなに魅力的であっても、それは合理的な目標でもない。私たちはせいぜい、そのような喜びの片鱗を見たり、振り返って思い出したりすることしかできない。しかし、このような瞬間を一日一日、数週間、数カ月にわたって重ね合わせることができれば、私たちは良い人生のようなものを手に入れることができる。『レッドストーン・ダイアリー2025』は、このような本質的な開花の瞬間を詰め込んだカレンダーである。ダイアリーは季節をまたいで深い瞑想へと変貌を遂げる。その瞬間にとどまり、身近でありながら非日常的なものに悟りを見出す。そのような喜びは、空を飛ぶ子供たちや街の上にはためく旗、愛や欲望の中に、冷たい水を浴びることや太陽の暖かさに見出すことができる。ヴァージニア・ウルフの日記から儒教のテキスト、フレッドとジンジャーのシンコペーション、そしてシア・ショナゴンの枕草子まで、ダイアリーには写真、絵画、詩が満載され、マリーナ・ワーナーによる示唆に富んだ序文が掲載されている。(publisher’s description)
[Redstone Diary について]
シェルフが約30年に渡り扱い続けるロンドンの『レッドストーン・ダイアリー』。スケジュールページの書きやすい紙質、いろいろなものを貼りこむに充分な大きさ、紙の風合いを大事にした細部へのこだわり、テーマを決めて古今東西のアートやイメージを集めた類をみないヴィジュアル・・・。スケジュール帳として、あるいは1年を記録するダイアリーとして、長年使い続けるコアなファンが多い個性派ダイアリーです。
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