日本人写真家、ホンマタカシが2023年にアーティストの靈樹(ライキ / Raiki Yamamoto)を広範に撮影したフォト・エッセイ。ホンマタカシは日本を拠点に活動する現代写真家の中で最も重要な人物の一人である。東京の郊外、都市部、その周辺の風景、そしてそこに居る人物のニュアンスを写真で描き、故郷である東京を優しくも思慮深い言説をもって探る。これまでに多くの写真集を刊行しており、1999年には作者の代表作であり傑作とも謳われている『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(1998年光琳社刊)と同作に伴うプロジェクトで第24回(1998年度)木村伊兵衛写真賞を受賞している。被写体となる2006年生まれの靈樹の作品は、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど領域を超えた多岐にわたるものであり、2022年には点子(中島点子)が主催・運営する「galerie tenko presents」で初個展「Untitled 1」を開催している。1000部限定128p 25x18cm ソフトカバー 2024 English
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