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No. 10796
Louis Stettner
14,520円(税込15,972円)

 
アメリカ人写真家ルイス・ステットナーの過去最大の回顧展に合わせて出版された写真集。ブルックリン生まれのルイス・ステトナー(1922-2016)は、約80年にわたるキャリアの中で何千枚もの写真を撮影した。10代の若さで初めてカメラを手にした彼は、ニューヨークの有名なフォト・リーグですぐに名を上げ、そこでシド・グロスマンやウィージーと親交を結んだ。第二次世界大戦で戦闘写真家として従軍しファシズムと戦った経験から、彼に人々の根源的な人間性を信じ続けた。戦後、ステットナーは1947年にパリに到着し、5年間滞在した。この間、彼はブラッサイ、街、人々との永続的な関係を築いた。ステットナーの作品は、ニューヨークのストリート写真の美学と、フランスの伝統的な叙情的ヒューマニズムの両方の要素を含んでおり、カテゴライズされることを拒んでいる。終生マルクス主義者であったステットナーは、労働者階級を称え、ウォルト・ホイットマンを読み普通の男女の生活に絶えず惹きつけられる内なる人間性に触発された。しかしながら、そのような多様性にもかかわらず、ステットナーの作品には一貫したテーマがある。彼は普通の人々とその日常に美しさを求めた。ステットナーの作品に関するこれまでで最大の回顧展に付随するこの充実したモノグラフは、ついに彼の作品にふさわしい評価を与えることになった。デイヴィッド・カンパニー、ジェームズ・イフランド、カール・オーレンド、サリー・マーティン・カッツによるエッセイは、ステットナーのニューヨークとパリでの活動初期から、その後のカラー写真の使用、そしてレ・アルピーユの風景に対する最後の瞑想まで、時系列に沿ってステットナーの仕事を描きだす。彼の全キャリアを網羅する150点以上の写真に加え、未発表の写真や、これまでほとんど知られていなかったカラー作品、ステットナーの著作も収録。2023年6月から8月までMAPFREマドリードで、2024年6月から9月までMAPFREバルセロナで開催される同名の巡回展に付随して出版。348p 30x24cm 200photo ハードカバー 2024 English

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