SAGA. A Photographic Journey from Lewis Baltz to Tarrah Krajnak
20年前、バーゼルのアートフェアで、アストリッド・ウレンスはブランクーシの写真を衝動的に購入した。これは、ルイス・バルツ、リー・フリードランダー、ヘレン・レヴィット、ウォーカー・エヴァンスといった著名な写真家の作品からフランチェスコ・ネリ、ジョルジュ・センガ、マサオ・マスカロ、タラー・クレイナクといった若手写真家の作品まで現在 5,000 枚を超える写真で構成されている印象的なコレクション形成の第一歩であることがわかっている。ブリュッセルに設立された財団Fondation A Stichtingにコレクションを寄贈したウレンスはトロフィーハンティングには興味がない。彼女にとって重要なのは写真家の目と姿勢であり、コレクションは、世界を見つめよりよく理解する方法としての写真を促進するための幅広いプロジェクトの一面である。本書は、100人以上の写真家が2,000点以上の写真で紹介されておりコレクションの優れた入門書となっている。それにより自己反省的でコンセプトを反映した20世紀のドキュメンタリー写真の魅力的な旅へと読者を誘う。また、自然、人間、社会、そして写真そのものについて、何らかの形で見る者に世界をより深く理解してもらおうと努めた写真家たちの肖像を見ることができる。本書には、各写真家の画像と簡単な解説に加え、キュレーターのウルス・スタヘル、作家でジャーナリストのギー・デュイプラ、シャルルロワ写真美術館館長のグザヴィエ・カノンヌなど、学者やその他の人々によるエッセイも収録されている。2024年夏、アルル・フォトフェスティバルで開催される「When Images Learn To Speak」展に合わせて出版。(publisher's description)576p 30x24cmハードカバー 2024 English
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