フランスのアーティスト、ヨッヘン・ゲルナーが古い小さなノートに描いた犬のシリーズ。青赤2色鉛筆の線のみでさまざまな犬の毛並みや特徴を表現する。ヴィンテージのノートを復元したようなブックデザインも可愛い。
2021年5月から2022年2月にかけて、ヨッヘン・ゲルナーが古いノートにコヒノールの青赤2色鉛筆で描いた45点の犬の画集。有名なツートンカラーのテレビ用鉛筆によって昇華された、クリアですっきりとした線を好み、顔料インディアンインクのフェルトペンを脇に置いて、Caniscopeは根本的に異なるスタイルでイヌの問題を考察している。丸い2つの目で飾られた幽霊のようなシルエット、鎖でつながれた忍び寄る横顔、鼻で区切られた毛むくじゃらの頭...。波形、震え、直線を伴う密に並置された平行または十字のストロークは、ふわふわとした素材のカタログを作り上げ、ミッドナイトブルーのアッフェンピンシャー、波打つサン＝ユベール、スポンジ・ブルドッグ、チャウチャウ・ムスタチュウといった実在する犬種と『Oiseaux et Chiens』の作者のトレードマークである空想上の犬種を含む、犬のメンバー・リストを作り上げている。これらの犬たちは、「Aéroglisseur」「Vol-au-vent」「Puli pull-over」「Après-shampoo」という繊細な名前で呼ばれている。これらの名前は、その動物を特別なものにしている身体的特徴を思い起こさせるために、毛並みや性質から生まれたものである。（publisher's description）96p 10x7cm ソフトカバー English 2024
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