スウェーデン人フォトグラファーで映像作家のアンダース・エドストロームの作品集。「この写真集に載せている写真は、私が初めて撮影した写真だ。兵役を終えた後に住んでいた小さな町で撮った。20歳になって間も無い時だった。母はフィルムの現像とプリントの方法を教えてくれた。現像機から出てきた初めてのプリントを見て、私はすぐに写真に夢中になった。これこそが、自分のやりたいことなんだとすぐにわかった。小さい頃からよく両親の写真を見ていた。二人は、優れたアマチュア写真家だった。家にあった写真集もそうだ。だから、自分で写真を撮り始めた時、写真とはどういうものかということをもう考えていた。自分がすでに見てきたものとは違うことがどうやったら出来るか、最初からすぐに考えていた。オリジナリティを出したいとは思っていたが、どうすれば出せるのかが分からなかった。ともかく、ドライブや散歩に出かけ、ただただ色々と試してみた。何も無い、何も起きない退屈な町に住んでいて、撮るものなんて何も無いと思っていた。でも私は運が良かった。何も無いような場所から何かを生み出さざるを得なかったから。」タイトルは、スウェーデンの都市エンシェーピングを指す。作者はこの町とその周辺で撮影をし、2022年にこの写真群の最終的な選定を行うべく、自身のアーカイブを漁った。700部限定 96p 27x21cm ハードカバー 2024
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