1996年に韓国から日本に初来日、東京に来て初めて写真というものにふれながらも2017年には土門拳賞という権威ある写真賞を受賞し、気鋭の写真家として活躍する梁丞佑。故郷の韓国においても定期的に写真展を開催し、若者のファンから特に熱い支持を得ている。展覧会に足を運んでくれる韓国の若者たちが日々感じている閉塞感や生きづらさに少なからず触れたことで、初期の代表作「青春吉日」以降、梁がこれまで腰を据えて撮影することがなかった韓国で彼らを撮影してみたいと思い立ち、始まったのがこの「辛朝鮮」プロジェクトである。モデル希望の韓国在住の若者を募集し、コンタクトのあった応募者の希望の撮影地に梁が赴き、彼らのポートレートを撮影するという手間のかかる手法で、のべ50人以上を撮影した。2024年9月、禅フォトギャラリーから写真集として刊行される本作には、被写体となった若者たちがそれぞれに書き下ろした彼らが「今思うこと」と、梁丞佑によるあとがきも英語と韓国語で収録されている。(publisher's description)144p 28x23cm ソフトカバー 2024 Jap/Kor
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。