性への情熱とこの世界へのまなざし。生きることは撮ることだと思わせられる純粋写真集。溝口良夫、新たな金字塔。
夏の昼下がり、先斗町の細い路地を歩いていると、むせるような暑い日差しの中を白い着物姿の芸子が歩いていた。女の中心には常に大きな帯があり、流れるように移動する。女の喜びや悲しみを腰に結むでいるようだ。(あとがきより)400部 176p 28x23cm 170photo 2024
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