現在、日本人として唯一、パリ・オートクチュールウィークに自身の名を冠したブランド「YUIMA NAKAZATO」で公式参加を果たしてきたファッションデザイナー、アーティスト・中里唯馬。名門、アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を、日本人最年少で修士課程を修了。壮大な世界観で年二回発表されるコレクションは世界のファッションシーンを揺るがし続けている。2024年、中里は世界各地の民族衣装を探求する旅の中で、エジプトの砂漠に立っていた。乾いた大地を見つめたとき、彼の脳裏に浮かんだのは、地中深く眠る巨大なナマズ─それは神話か、幻か。衣服と環境の関係に問いを投げかけながら、彼はすでに“その先”を見つめていた。人類が消え、砂漠化した東京。そこに埋もれた文明の遺物としての衣服。そして、作品集『FADE』が生まれた。本書には、中里自身がカメラを手に、エジプトの砂漠で撮影した写真が収められている。衣服に込めた思想、未来への眼差しが、ひとつひとつのカットに宿る。衣服と人類の未来を見据えた、中里唯馬の壮大な旅。その断片が、いまここに記録される。(publisher's description)32p 17x24cm 29photo ソフトカバー 2025 Japanese
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