洋書写真集とアートブックの専門店

No. 11143
奈良原一高: Tokyo the ‘50s/Blue Yokohama(ご予約)
5,000円(税込5,500円)

 
写真家・奈良原一高のアナザーサイド。東京と横浜。“僕の写真の街”に変貌した二 つの街角には、`50 年代の光と風が刻まれていた。日本が高度経済成長に差し掛かっ た時期に撮影された貴重写真の数々。『Tokyo, the `50s』(1996 年 Mole 刊)に 40 点以上の未発表写真「Blue Yokohama」を加えた特別版。奈良原一高は代表的作品 群「人間の土地」(1956 年)と「王国」(1958 年)の発表前後に、自ら「パーソナ ル・ドキュメント」と称して練り上げた作品とは異なるスタイルの写真を撮影してい た。それが本書に収録されている「Tokyo, the‘50s」および「Blue Yokohama」であ る。これらの作品群は、被写体に行き当たりばったりで対峙しシャッターを切った、 いわばスナップショットとして撮影されており、カメラを持って街に出た時の偶然の 出会いを積極的に取り入れ、自由でのびやかなカメラワークがより強調されるものと なっている。巻末には、写真評論家・飯沢耕太郎による書下ろし作品解説を収録。 126p A4変形 ハードカバー 2025 Japanese

[奈良 原一高(Ikko Narahara)]
1931年福岡生まれ。大学院在学中の1956年に、初めての個展「人間の土地」が大きな 反響を呼び、写真家としての活動を始める。1959年、東松照明、細江英公、川田喜久 治らとセルフ・エイジェンシィ「VIVO」を結成(1961解散)。その後、パリ (1962-1964)、ニューヨーク(1970-1974)と拠点を移しながら活動。1974年帰国後 も世界各地を取材し、多数の展覧会を開催。写真集も数多く出版し、国際的にも高い 評価を受ける。2020年1月19日、逝去。
*7月下旬刊行予定。*先着オリジナルポストカード付(在庫限り)

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