〈Des oiseaux〉シリーズの第17巻となる本作で、フランスの写真家ナタリー・バエタンは、世界各地に生息する鳥たちの「ミクロな住まい」を私たちに紹介している。小屋、ハット、藁葺きのカバナ、かわいらしい家──その形は実に多様で工夫に富み、美しさすら感じさせる。宙に浮かぶように吊るされたもの、枝にしっかりと固定されたもの、あるいは密生した葉の奥に隠されたものまで、ナタリー・バエタンが撮影した鳥の巣は、その繊細さと多様性によって見る者を魅了する。この視覚的な作品群に添えられているのは、建築家であり、シテ建築・文化遺産博物館のキュレーターでもあるフィオナ・メドウズによる文章。彼女は、環境と気候の大きな変動が進むいま、鳥の巣と人間の建築とのあいだにある関係を探っている。
さらに本書には、写真家ナタリー・バエタンと〈Des oiseaux〉シリーズ共同ディレクターのフィリップ・セクリエによる対談も収録。プロジェクトの出発点や、彼女がこれらのミクロな住まいに寄せる特別な想いが語られている。（publisher's description） 96p 26x20cm 54photo ハードカバー 2025 English
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。
