本書は、1939年創刊から現代に至るまで、アメリカを代表する女性誌『Glamour』の85年間の軌跡と進化を、大判写真とアーカイブ資料を織り交ぜながら描く。第二次世界大戦直前の創刊当初から「働く女性のための雑誌」として再定義され、キャリア、性、リプロダクティブ・ライツなど当時タブー視されたテーマに果敢に切り込む姿勢を貫いてきた歴史を伝える。巻頭には“現代女性像”を体現するSamantha Barryによるイントロダクションを収録。初の黒人カバースターKatiti Kironde、15回も表紙を飾ったBeverly Johnson、Gloria SteinemやAndy Warholが関わるなど、ファッション／カルチャーの最前線との強固な接点が随所に散りばめられている。さらにレーガンからオバマまで複数の大統領も誌面に登場し、婦人参政権や有給家族休暇、イメージの権利といった社会的論題においても高評価を受けた報道姿勢が明らかにされる。(AI) 336p 29x24cm ハードカバー 2023 English
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