新作シリーズで、高い評価を受けている写真家アナスタシア・サモイロワがベレニス・アボットの1954年の東海岸沿いの写真の旅をたどり、喪失や移動、そして変わりゆくアメリカン・ドリームを記録する。1954年、アメリカの写真家ベレニス・アボットは、歴史ある国道1号線を記録する旅に出た。急速に拡大する州間高速道路網によって、この道沿いの小さな町や大都市が大きく変わることをすでに予見していたのだ。メイン州フォートケントからフロリダ州キーウェストまで、13の建国州すべてを貫き、その先へも延びる国道1号線は、かつて「アトランティック・ハイウェイ」と呼ばれた道を三百年かけてつなぎ合わせることで形成された。アボットが国道1号線沿いの暮らしを鋭く、詩的にとらえた作品に触発され、そして彼女のプロジェクトから70周年を迎える今年、フロリダを拠点に活動する写真家アナスタシア・サモイロワが、州間高速道路によって永遠に変えられたコミュニティを再訪する旅に出る。カラーとモノクロの両方で撮影しながら、彼女は産業、商業、開発の止まらない拡大によって不可逆的に変貌したアメリカの風景、そして追いやられながらも生き抜く人々と野生生物の姿を丹念に見つめる。(publisher's description) 144p 28x24cm 91photos ハードカバー 2025 English
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。