北海道から沖縄まで日本国内に散在するおよそ30箇所の石灰石の鉱山と石灰工場およびセメント工場の姿を1986年から1994年にかけてとらえた作品。木村伊兵衛賞受賞をはじめ、ヴェネチア・ビエンナーレ参加など、現代写真の第一人者として活動を続ける、畠山直哉の原点と言える写真集。1996年初版発行以降、2002年、2008年と復刊されてきた名作の2025年復刊版。120p 31x26cmハードカバー 2025 Eng/Jap
[畠山直哉 (Naoya Hatakeyama)]
1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司に師事。1984年に同大学院芸術研究科修士課程修了。以降、国内外の数々の個展・グループ展に参加。写真集『LIME WORKS』およびギャラリーNWハウスで開催された写真展「都市のマケット」で1997年第22回木村伊兵衛写真賞受賞。2001年第49回ヴェネチア・ビエンナーレに参加、第42回毎日芸術賞受賞。2012年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館に参加し金獅子賞を受賞。2025年、日本芸術院会員に選出された。著書に『BLAST』(小学館)、『気仙川』(河出書房新社)、『陸前高田 2011-2014』(河出書房新社)など。テート、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ヒューストン美術館、ヨーロッパ写真美術館、スイス写真財団、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、国立国際美術館などのパブリック・コレクションに多数収蔵されている。
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