No. 11483
中平卓馬: At the Limits of the Gaze. Selected Writings by Takuma
Nakahira
中平卓馬の影響力ある写真論を初めて英語でまとめた書籍。
本書は、写真家で批評家の中平卓馬による文章を初めて英語で集成したもの。日本写真史における重要人物である中平は、1968年に創刊された実験的な写真・エッセイ・詩の雑誌『プロヴォーク』の創設メンバーとして、そして代表作『来たるべき言葉のために』(1970)によって、海外ではとくに知られている。数十年にわたる活動のなかで、中平は写真と文章の双方で、視覚文化や政治について鋭い問いを投げかけ続けた。東京における芸術・政治の実験が渦巻くダイナミックな時代のなかで、彼の思索は写真に限らず、アート、映画、ジャーナリズム、文学、政治、テレビなど多岐に及んだ。中平の文章は緊迫感に満ち、写真と権力の関係、言語とイメージのつながり、そして「視線」を徹底的に問い直している。編集・翻訳を担当したダニエル・アベとフランツ・プリチャードが書くように、中平の論考は「世界と向き合う際に、写真という媒介を通すことへの疑念と、その可能性の双方を示している」。(publisher's description) 164p 21x13cm 12photos ソフトカバー 2025 English
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