No. 11525
Katya Lesiv: I am going home to eat mulberries from the tree
アーティスト、カティア・レシヴによる本書は、感覚的体験、神話、そして女性の身体性に根ざしたアートブック。身体は記憶を運ぶ動く器として現れ、桑の木から実を食べるという幼少期の儀式がもたらす安心感と喜びへと立ち返る。不確かで脆い世界を背景に、彼女の作品は、やわらかくも強靭な「在ること」「記憶すること」「帰還すること」の身振りとなっている。
本書は、2023〜2024年のパフォーマティブなシリーズと、作者による詩的なエッセイをまとめた一冊。アナログ写真は、指示、呪文、詩の境界に揺れ動く。本書は〈ミルキー/ブラッディ/マディ〉という三つの要素を軸に展開され、桑の実の味わいを象徴すると同時に、母性、喪失、生命の循環という重層的な言語を反響させる。(publisher's description) 72p 23x15cm ソフトカバー 2025 Eng/Ukr
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