アメリカ人アーティスト、デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチの作品集。作者による数少ない写真作品群に焦点を当てた本書は、1970年代末のニューヨークにおける都市的・社会的・政治的変化を記録する。1978年から1979年にかけて、作者は、アルチュール・ランボーの貌をかたどった紙製の仮面を着けた人物を撮影した一連の写真を制作した。ランボーは、その激しい詩作と劇的な生涯で知られるフランスの詩人であり、若き天才的ゲイ・ハスラーという観念を体現し、あるいは創出した存在でもあったとされている。本書は、作者による写真作品を精選して収録。文学・写真・パフォーマンスを横断する実践として本シリーズを位置づけるキュレーター、アントニオ・セルジオ・ベッサによる序文を掲載する。アーキビスト、ニコラス・マーティンは、1970年代後半のマンハッタン・ダウンタウンで台頭したパンク運動の文脈からヴォイナロヴィッチの制作を考察する。詩人、文芸評論家、教授であるクレイグ・ドワーキンは、パリ・コミューンの時代に家出同然の若者として過ごしたアルチュール・ランボーの数年間と、当時のパリのボヘミアとの交流を検証。アーティストのマーガリート・ヴァン・クックは、1970年代から1980年代にかけてロンドンおよびニューヨークの音楽とアートの現場での自身の経験について寄稿している。コレクター、フィリップ・アーロンズは、ヴォイナロヴィッチ作品のコレクターとしての個人的な関わりを記したエッセイを収める。また本書には、1980年代初頭にニューヨークのロウワー・イースト・サイドやベルリン、ブルックリンで、上演された作者のモノローグによる複数のパフォーマンスを手がけた写真家アレン・フレイムへのインタビューも収録されている。(publisher's description) 208p 28x24cm ハードカバー 2025 English
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