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No. 11566
小林のりお: Japanese Blue
5,000円(税込5,500円)

 
本書は、写真家・小林のりおが1991年から2024年にかけて撮影を続けてきた、ブルーシートのある風景を主題とするシリーズ。都市の造成地や郊外の斜面、屋根や廃棄物の上など、仮設的で匿名の場所に掛けられた人工の青。その光景を30年にわたり記録した本作は、変わりゆく日本の風景と、人為と自然の関係を見つめる小林の代表的な仕事のひとつである。 初期は中判・大判のフィルムカメラで、近年はデジタルカメラで撮影され、青の面積や質感の変化が時代の推移とともに現れる。1990年代初頭に雑誌『アサヒカメラ』で発表されて以来、長らく語り継がれてきたシリーズが、初めてまとめられた一冊。 笠間悠貴(写真家・写真研究者)による寄稿文「ペオニーブルーの残余」は、ブルーシートという人工物が、日本の風景における"バグ"として、自然と人工、過去と未来の境界を撹乱する存在であることを論じている。 本書は、雪の残影を追った前作『Cluster of Dreams』と対をなす構成をもち、崩壊と循環、記録と再生をめぐる思索の円環を描き出します。(publisher's description) 128p 23x26cm ハードカバー 2025

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