ニューヨークを代表する現代ストリートフォトグラファーのひとり、ダニエル・アーノルドによるモノグラフ。過去15年にわたり、アーノルドは都市の視覚文化においてカルト的存在となり、市井の人々との生々しく人間味あふれる邂逅で知られてきた。また、サフディ兄弟からメットガラに至るまで、幅広いコラボレーションも行っている。
ニューヨークのストリートフォトグラフィーという確立された系譜に根ざしながら、アーノルドの作品は、この都市を特徴づける混沌、大胆さ、ユーモア、活力を体現している。しかし本書が明らかにするのは、それだけではない。すべてのフレームを貫く優しさと共感である。喜びとともに本物の悲しみや喪失の瞬間が写し出され、即興的で台本のない純粋な“ストリート・シネマ”の場面が、ファッション撮影や映画の現場での率直なイメージと交差する。それらはすべて、アーノルドの包容力ある視覚言語のなかに自然に収まっている。
膨大なアーカイブから編まれたこの横長判のモノグラフは、皮肉と悲喜劇性を帯びたアーノルド特有のスタイルを、ゆったりとした古典的な書物のフォルムへと結晶させている。華やかなハイカルチャーの高みから、見過ごされがちな人々や場面に至るまで、本書はニューヨークの登場人物たちとその魅力を、共感をもって大きく包み込む。(publisher's description) 184p 23x28cm 124photos ハードカバー 2026 English
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