洋書写真集とアートブックの専門店

No. 11625
Bas Ketelaars: Edges of Landscape
10,010円(税込11,011円)

 
オランダのバス・ケテラールの作品は、自然をいかに表象するかという問題への関心から生まれている。手の届かないほど遠くにありながら、同時に私たちの周囲を満たしている自然。文化はどこで終わり、自然はどこから始まるのか、そもそも両者に違いはあるのか。 ロマン主義の伝統を念頭に置きつつ、ケテラールは個人的かつ体験的な方法で風景を探求する。その際、写真とドローイングの双方の手法に関心を持ち、異なるシステムが共同でイメージを生み出すような作品を制作している。近接と距離、空間、透明性、凝縮、変容といった要素が彼の制作の出発点となる。写真では、レンズと眺望のあいだにある空間を探り、その空間を用いることで、空間だけでなく作家自身の存在も可視化される。写真の速度と効率は、ドローイングの手作業による遅さと対照をなす。自然の中での隔絶は、スタジオでの隔絶へと置き換えられる。 レジデンスは彼の実践において重要な位置を占め、新たな作品制作の出発点となることが多い。近年の滞在先のひとつにポーランドのビャウォヴィエジャ国立公園がある。ここはヨーロッパ最大級の原生林の中心に位置し、生物学者の間でも知られている場所だ。そこで彼は写真を撮影し、多くの場合連続したイメージの中で細部をわずかに動かしたり、カメラと被写体のあいだにフィルターを挟んだりした。常に自然の新たな表象を探り続けている。 本書は、それ自体がひとつの作品であり、ケテラールが写真素材とドローイングを実験的に結びつけた初めての試みとなっている。(publisher's description) 192p 29x22cm ソフトカバー 2025 English

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